生きた乳酸菌入りの歯磨き粉 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

生きた乳酸菌入りの歯磨き粉

9月19日(土)の読売新聞の夕刊に、「生きた乳酸菌入り薬用歯みがきアバンビーズ」(わかもと製薬)の広告が出ていました。


口臭や歯周病の原因は歯垢です。

アバンビーズは生きた乳酸菌(清掃剤)を配合した薬用歯みがき。乳酸菌が歯垢を除去し、さらに4つの薬用成分で口内の健康を保ちます。


と書いてあります。


とうとう出たな、と思いました。

TV CMで、「日本人の小学生の4割が歯周病です」、と言っているけれど、まったく、そんなこと、おかしい現象だと思いませんか?東南アジアでは、歯周病や歯槽膿漏なんて、ほとんどないというのです。

歯周病菌も、虫歯菌も、もともと口内に棲む乳酸菌がやっつけていたのです。それを、歯磨きが大事、歯磨きをしなさいと、菌を殺す歯磨き粉を使って、善玉菌を殺してしまっていたから、皮肉なことに、歯周病菌や歯槽膿漏が増えてしまったといいます。


乳酸菌は、現在、花粉症を治す、アトピーを治す、抗がん効果がある、などと研究されていますが、まったく重要な働きをしてくれていたのですね。いろいろな微生物と共存共栄して生きている人間。菌はすべて悪者という考え方を、そろそろ日本人は、捨てないといけませんね。