「今あるガンが消えていく食事」が教えてくれること | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

「今あるガンが消えていく食事」が教えてくれること

今、本屋で山積みになっている本があります。

「今あるガンが消えていく食事」という本で、済陽高穂(さいようたかほ)さんというお医者様が書いた本です。


塩売り主婦 奮闘記-今あるガンが消えていく食事

この先生の専門は、消化器外科。東京女子医大助教授、都立荏原病院外科部長、都立大塚病院副院長を歴任し、4000例以上を手術していきたという方です。
その先生が、手術でガンを切っても、5年生存率は半分強だったという現実に愕然とし、手術、放射線、化学療法という現代医学のガン治療に限界を感じたということです。
そして、末期がんから奇跡的に回復した患者さんが、食事療法でガンが消滅したという共通点に気づき、食事療法の研究を始めたそうです。


この先生の「がんを防ぐ食事療法8カ条」というのが、9月2日発売の「週刊文春」に載っていました。
以下に簡単にご紹介しましょう。


(1)限りなく無塩に
  細胞の機能を保つのに重要なのが、ナトリウムとカリウムのミネラルバランス。
  塩分の多い食事でバランスが狂うと、その補正にエネルギーが消費され、

  細胞が老化したり、癌化したりする。


(2)動物性タンパクと脂肪の制限
  豚や牛など四足動物の肉が発がん性が高い。
  動物性タンパクを消化するため肝臓内の酵素活性が高まると遺伝子のミスマッチが

  起きやすい。
  
(3)大量の野菜と果物
  ミネラルやビタミン補給に。


(4)玄米・豆・芋類
  クエン酸回路の活性化のためのビタミンB群が不可欠。


(5)乳酸菌、海藻、キノコ
  乳酸菌は善玉菌の代表。腸内環境を改善し、悪玉菌の増加によって発がん性物質をはじめ

  有害物質ができるのを防ぐ。

  腸には植物と一緒に外敵が侵入しやすいので、免疫細胞が集結。
  善玉菌はこうした免疫細胞も活性化する。


(6)ハチミツ、レモン、ビール酵母
  ビタミン、ミネラルも豊富。酵母は動物性タンパクより害がなく、植物性タンパクより

  アミノ酸バランスがよい優れもの。
  
(7)油は、植物性のオリーブオイルかゴマ油
  不飽和脂肪酸は血液をサラサラにする効果がある。


(8)自然水を飲む
  水道水には塩素やフッ素の影響でがんの原因になる活性酸素が多いので、

  ナチュラルミネラルウォーターを飲むこと。


人間は、水と塩だけで生きていける、といいます。
それなのにどうして、無塩にしなければならないのでしょうか?
何かおかしいと思いませんか?


この8カ条から何がわかるでしょうか?

・ミネラルを豊富に摂ること、そしてミネラルをバランスよく摂る必要があること。
・動物性タンパクの消化には身体に負担がかかること。
・乳酸菌や酵母などの善玉菌の微生物が身体を守ること。

ということですね。


これはつまり、

・塩化ナトリウム99%の精製塩は、身体のミネラルバランスとミスマッチしている。
・タンパク質の消化分解を促す働きを持つマグネシウムの含まれない精製塩では、

 豚肉や牛肉の消化分解力が弱まる。
・塩化ナトリウムは、殺菌効果があり、体の中の乳酸菌や酵母を殺してしまう。

という事実の裏返しではないでしょうか。


いくら癌が予防できるとわかっていても、
無塩の味気ない食事をするぐらいなら、早死にしてもかまわない、と思われる方は、
多いと思います。
摂ってはいけない塩は、塩化ナトリウムの精製塩です。


ではどうしたらよいのでしょう。


ご安心ください。美味しくて身体によい塩があります。

 ・ミネラルバランスが人の血液と同じ。

 ・低温結晶で、素材に素早く浸透し、酵素を活性、素材を分解する。

それが、「わじまの海塩」です。