舳倉島の夏・輪島の珍味「サザエの塩漬け」、そして輪島へ
定期船に乗って帰る前に、少し時間があったので、また港の近くの岸辺を歩いていました。
海女さんが、採った姫サザエをトンカチで割っていました。
貝の殻を割り、中身を出して、塩漬けにするのだそうです。
さて、海女さんの取材を終えて、サザエやアワビのコンテナと一緒に定期船に乗って、無事に輪島に戻りました。
夜、輪島事業部長さんの自宅で夕食。サザエの塩漬けを出してくださいました。
サザエの塩漬けは、輪島地方だけの伝統食・珍味だそうです。
こうやって小さく刻んで食べます。
しょっぱい。でも塩に漬けるのは、腐りやすいサザエを保存する知恵だそうです。
輪島事業部長に海女さんがサザエを割っている写真を見せたら、
「輪島ではみんなサザエの塩漬けを食べているけど、実際、どうやって作っているのか知らないよ。
こうやって海女さんがトンカチでサザエを割っているなんて、本邦初公開になるよ」、ということでした。
・・・ということなので、上の写真は、海女さんの写真と合わせて、貴重な記録になることでしょう。
さて、夕食の後は、輪島事業所長のご家族、そして、わじまの海塩の袋詰めなどをしてくださっている方々と、輪島の朝市近くのカラオケ屋へ。わたくし、石川さゆりの「能登半島」なぞを熱唱し、ド演歌あり、サザンあり、ビジュアル系ありのカラオケ大会で盛り上がったのであります。
そして輪島の夜はふけていきました・・・。