舳倉島の夏・輪島の珍味「サザエの塩漬け」、そして輪島へ | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

舳倉島の夏・輪島の珍味「サザエの塩漬け」、そして輪島へ

定期船に乗って帰る前に、少し時間があったので、また港の近くの岸辺を歩いていました。

海女さんが、採った姫サザエをトンカチで割っていました。


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貝の殻を割り、中身を出して、塩漬けにするのだそうです。


塩売り主婦 奮闘記-547


さて、海女さんの取材を終えて、サザエやアワビのコンテナと一緒に定期船に乗って、無事に輪島に戻りました。

夜、輪島事業部長さんの自宅で夕食。サザエの塩漬けを出してくださいました。
サザエの塩漬けは、輪島地方だけの伝統食・珍味だそうです。
こうやって小さく刻んで食べます。


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しょっぱい。でも塩に漬けるのは、腐りやすいサザエを保存する知恵だそうです。


輪島事業部長に海女さんがサザエを割っている写真を見せたら、

「輪島ではみんなサザエの塩漬けを食べているけど、実際、どうやって作っているのか知らないよ。

こうやって海女さんがトンカチでサザエを割っているなんて、本邦初公開になるよ」、ということでした。


・・・ということなので、上の写真は、海女さんの写真と合わせて、貴重な記録になることでしょう。


さて、夕食の後は、輪島事業所長のご家族、そして、わじまの海塩の袋詰めなどをしてくださっている方々と、輪島の朝市近くのカラオケ屋へ。わたくし、石川さゆりの「能登半島」なぞを熱唱し、ド演歌あり、サザンあり、ビジュアル系ありのカラオケ大会で盛り上がったのであります。

そして輪島の夜はふけていきました・・・。