舳倉島の夏・舳倉島の海女さんの海女漁の様子を公開します | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

舳倉島の夏・舳倉島の海女さんの海女漁の様子を公開します

さて、いざ、海女さんの写真を取りに、釣り船に乗せていただいて、出陣(?)です。


2009年8月現在、舳倉島には、10代から90代までの海女さんが現役で漁をしているそうです。

海女漁は、朝は8時半から午後13時半までと時間が決められています。抜けがけは許されません。

これは、海女さんの主婦としての生活、健康などを考えて決められたことなのだそうです。


塩売り主婦 奮闘記-380

海女さんは、たらい、浮き輪、船から命綱、という3種類の方法を使っていました。

沖に出ているたらいや浮き輪のそばには、必ずそばに船がいます。この船にはたいがい海女さんのだんな様が乗っています。夫婦で海女漁をするというのが基本です。


塩売り主婦 奮闘記-414

たらいは、採ったサザエやアワビを入れておくのに使っています。
素潜りで約20~30m潜るのだそうです。


塩売り主婦 奮闘記-413

これは、潜る瞬間。まるで人魚のように見えるナイスショットが撮れました。


塩売り主婦 奮闘記-411

浮き輪には、海中に網をぶらさげていて、そこに採ったものを入れているのだそうです。


塩売り主婦 奮闘記-389


これは、だんな様と奥様の命がけの共同作業の海女漁です。だんな様が船の上で命綱を持っています。


塩売り主婦 奮闘記-426

だんな様が命綱を手繰り寄せると・・・


塩売り主婦 奮闘記-435

奥様が獲物を持って浮き上がってきました。


塩売り主婦 奮闘記-430

でもまた、すぐに潜っていきます。


塩売り主婦 奮闘記-431


海女さんは、海中に潜ってアワビやサザエを見つけて、浮き上がり、今度は狙いを定めて潜って、アワビやサザエを採って浮き上がり・・・ということを繰り返しているのだそうです。


素潜りで約20m潜るというのは、過酷な労働ですね。

お父さんが船に乗り、お母さんが海に潜るというのも面白い図式ですね。

輪島では、女が働き者、と昔から言われているそうです。


それにしても、とてもきれいな海でした。底が透けてみえるよう。

そうか、海女漁ができる海というのは、底が見えるというのが条件なのでしょうね。


「わじまの海塩」は舳倉島からさらに2km沖で取水した海水を使っています。海女漁をしている海よりもさらに沖合になります。

穏やかに見えるけど、常に流れている海流です。

「わじまの海塩」の有害物質や細菌検査の結果は以下の通りです。


重金属: 検出せず

鉛: 検出せず

銅: 検出せず

ヒ素: 検出せず

カドミウム: 検出せず

大腸菌群 陰性


とても安心・安全なお塩です。

舳倉島の海、そして、海女さんの素潜りの漁をこの目で見て、実感します。



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