精製塩が高血圧を誘発する(新谷弘実先生の「病気にならない生き方2」より)
新谷弘実先生の「病気にならない生き方2」(2007年・サンマーク出版)には、塩の摂りすぎが高血圧を招くというのは、精製塩の場合だとおっしゃっています。
現在の常識では、塩は健康の大敵とされてしまっています。塩は人間にとって必要不可欠なミネラルではあるけれど、摂り過ぎは高血圧を招く危険な食品でもあるというわけです。
しかし、塩が高血圧を誘発するというのは「精製塩」、いわゆる「食塩」を摂った場合であって、自然海塩を高温で焼いた還元作用のある塩では、精製塩を摂ったときのような血圧の上昇が起きないことが私の臨床データでは明らかになっています。
塩が専売制になったのは1905年、そのころの塩は、まだ自然海塩に近く、塩化ナトリウムの含有量が80%を超えるものはわずか20%しかありませんでした。それがさまざまな技術革新により、より塩化ナトリウムの純度の高い塩が作られるようになっていったのです。その結果、1947年には、塩化ナトリウムの含有量が90%を超える塩が全体の50%を超えるようになりました。
そして、日本人が深刻な高血圧に悩まされるようになったのは、じつはこのころからです。そのため、一部では、現在の日本の「高血圧体質」は、専売公社が作ったとさえ言われています。
海水塩であれば、高血圧や減塩のことを気にする必要はありません。
そして、さらに「わじまの海塩」は、釜炊きしていませんので、高温で加熱していません。
海水に体温と同程度の熱を上からあてて、自然に海水を蒸発させ、結晶させています。
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