必須元素2
微量元素の多くが体内での酵素活性などに利用され、ごく微量が必要とされていますが、不足したり、過剰に摂りすぎたりすると、さまざまな病気のもとになってしまうと言われています。
「人間が絶対食べなければいけない物は、水と塩しかない。」と医学博士・フレディ松川氏(湘南長寿園病院 病院長)がおっしゃっています。この「塩」というのは、つまり「ミネラル」のことです。微量ミネラルが含まれていない塩は「塩」ではありません。
「ミネラルは体の中で合成できないので、食品として摂取する必要がある。わずかな量でも、例えば、体内にたった、0.02%しかないチタンやバナジウムやベリウムが不足すると、ミネラル欠乏症になり、身体が正常の状態を保てなくなる」そうです。
昭和47年、日本で、イオン交換膜製法で作った塩化ナトリウム99%の塩が専売化されたとき、「日本は人体実験をはじめたか」と言ったフランス人がいたそうです。
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