これまでの塩の常識 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

これまでの塩の常識

調理栄養教育公社から出版されている「調理用語辞典」の「食塩」の項目には、塩の効用として、以下のように書かれています。


・微生物の増殖を抑えて腐敗を防ぐ


これらは、日本人が専売法のもとで昭和47年から食べさせられてきた、塩化ナトリウム99%以上に精製された食塩・精製塩の効用です。確かに、精製塩は、食中毒を防ぐという功績を残したかもしれません。


けれども、微生物、菌の増殖を抑えるということは、悪玉菌だけでなく、善玉菌も殺してしまうということではないでしょうか。塩化ナトリウムは、酵母や乳酸菌などの有用微生物の働きを弱めてしまいます。


今、テレビや新聞の広告や記事で、乳酸菌が健康によい、と騒がれています。
乳酸菌は、アトピーや花粉症の薬や、ガンの治療に使われるよう研究が進められているそうです。


そもそも、人間の体の中には、乳酸菌が住んでいて、それが悪玉菌をやっつけてくれていたのです。それが、塩化ナトリウムを食べさせられ続けていたために、体の中が消毒され、乳酸菌が住まなくなってしまったのではないでしょうか。



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