毎日同じように元気に笑顔で頑張りたい、そう切に思います。
現実は、元気で万全な日もあれば、体調不良だったり、怪我をしていたり、気持ちがすぐれなかったり、多々あると思います。
日々、同じ毎日ではないと思います。
迷う日、ブレずに進める日、願いが叶って自信を持つ日、またはその逆も。様々。
大人も子供も、沢山の方々がそんな変化に富んだ毎日を臨機応変に過ごしているのではないでしょうか。
昔、『あなたは、〜な性格ね。』と言われ、大きな疑問として心に残りました。
ある日のある行動などだけ切り取って、人が人を判断する事の違和感がありました。
目まぐるしく変わる日々、その日によって行動も言動も違うのに。全ての行いを知っている訳ではないのに。
なぜそんな事が言えるのかと思いました。
ですが、そんな暗示にかかるのも嫌なので、常に自分を客観的に見て、暗示にかからないよう心がけていました。
舞台に立っていた時は、作品の役柄によって自分に無いものも取り入れたり、考えたりする時が、多々ありました。
バレエの作品は、登場人物の役柄を理解し、的確に表現する事が求められます。様々な自身の経験や他から得た知識などが必要ではないでしょうか。
あるがままの自分では、役柄を表現しきれない気がします。全て同じ表現になり、踊りに説得力を持たす事が出来ないように思います。
心の中の引き出しが、沢山ないといけませんね。
他人の決めつけに囚われず、新たな自分を発見し、必要な物事を取り入れて、変化しながら生きる事は良いのではないかと思います。
最近、占いの番組を楽しく見ながら、このような事を、ふと思いました。
私の性格判断について、その後、発言者に聞くと『覚えていない』との一言。 …衝撃です。
あの時、真剣に悩んでしまった時間を返してほしいと思いました。
この先も良い意味で裏切り続けながら生きたいと思います。
生徒たちの変化や可能性は、短期間で私の想像を遥かに超えてくれます。
決めつけはせず、毎回の努力を見守り続けたいと思います。