今回の出張でマッサージをお願いしました。
かなり気持ち良かったのですが・・・・
「かったいねぇ~。」
「本当に硬い!硬い!」
と、おばちゃんが言うので、
「そんなに硬いですか!?」と、聞くと、
「はんぱないっす!」
出たーーーー「はんぱないっす。」
しかも、結構なご年齢の方から!関西では聞きなれないフレーズだったので、
プスっと小さく笑いを殺しましたが・・
次の瞬間!
おばちゃんから
「少し痩せたほうが良いねぇ。」
と、直球!
えらい直球に失礼なおばちゃんやなぁ。と、
思う暇も無く。
話題は、おばちゃんの息子様のお話へ・・・・
「うちの息子もさぁ。」
○○で○○で・・・・・・・・・・・・・・・・
いつものまにか、おばちゃんの息子様と僕が同じ扱いに、
むしろ似ているかのような話しぶり。
さんざん喋ったあげくに、「うちの息子もウエスト120でメタボなんだよぉ。」
「おいおい俺はウエスト120なんかもないし・・・」
と、そこですかさずここ最近の息子様事情の話へ急展開!!
「生き物がかりになっちゃってさぁ。」
「それから変わっちゃたのよね。」
と、聞こえたんです。
そこからが、おばちゃんと僕の噛み合わない会話の始まりだったんです。
僕の頭の中では、飼育係りなったのか?学校の先生か?学校の用務員さん?
どちらにしても、おばちゃんは嬉しい様子なので、公務員になったのか?
何か良い職を持ち、親としての安堵感を得て嬉しいんだなぁ。
と、勝手な僕の妄想は始まっていました。
「良いですよねぇ。親としては嬉しいですよね。」
そんな僕の発言への返答もなく、おばちゃんはまた喋り始めました。
「だから息子と、カラオケ行ったんですよ。」
「そんで、言ってやったのよ。歌ってるだけじゃなくて踊りなさい!!」
で、「踊ったんですか?」
そしたら、「えぇ~息子は踊ってましたよぉ。激しく。」「おにいさんも踊りなさいよ。」
と、言います。
何処からそんな話になったのか?
僕には全く分かりませんでした。
しかも!母親と2人でカラオケに行くのも珍しいうえ!踊りますか?
って話なんですよ!
「生活も変わりましたよ。」
「毎朝、早起きをするようになりました。」
そうだろうな。と、飼育委員になったら朝は早いわな。
と、僕の中では勝手に「飼育委員」になってました。
「毎朝、起きたら直ぐ音楽を聴いてますよ。」
「朝は、ヨーグルト、寝る前はミルクを飲んでからねるんですよ。」
「おにいさんも同じことやったら良いのよ。」
と、何かのセラピー的な話なのか?なんなのか?
分からなくなってきたので、聞いてみたんです。
「なんの飼育がかりなんですぅーか?」
と、おばちゃんが笑いながら、「飼育委員じゃありませんよ。」
「「いきものがかり」って言うバンド知りません?」
「これがまた清純派の良い感じの女の子が歌ってるんですよ。」
「そのファンクラブに入ったんですよ。」
・・・・
・・・・
え~。自慢げにおかしくないですか?
僕の考えてた事は、あっと言う間に崩れ落ち、疑問が沢山出てきましたので、
聞いてみました。
「おいくつなんですか?」
と、
「33歳ですよ。」
飼育委員じゃなかったら、
「お仕事は何をされてるんですか?」
「え~何もしてませんよ。」
「ずっと家にいますよ。」
・・・
・・
ニート?
と、思っていると・・・察知したのか?
「でもニートって言うのも可愛そうな気がするんですよ。」
「私の仕事を手伝ってくれてるんでね。」
あーそうなのか!
「そしたら、マッサージ氏さんなんですね。」
「自宅で治療院をされてるんですか?」
と、聞くと・・・・
「いえ、家事です!」
か~~じぃ~~。。
それは・・・本当のお手伝いやなぁああ。
正直ずと一緒の扱いで話を進められてたのが、自分にとってあまり嬉しくなかったのです。
「息子さん何かやらかしますよ・・・」