いきものがかり | 長谷川 泰三

長谷川 泰三

漁師から 大阪の企業へ就職、事業部を立ち上げチェーン展開した後、起業し飲食店の 経営に奮闘する日常ブログです。

今回の出張でマッサージをお願いしました。

かなり気持ち良かったのですが・・・・

「かったいねぇ~。」

「本当に硬い!硬い!」

と、おばちゃんが言うので、

「そんなに硬いですか!?」と、聞くと、

「はんぱないっす!」

出たーーーー「はんぱないっす。」

しかも、結構なご年齢の方から!関西では聞きなれないフレーズだったので、
プスっと小さく笑いを殺しましたが・・

次の瞬間!

おばちゃんから

「少し痩せたほうが良いねぇ。」

と、直球!

えらい直球に失礼なおばちゃんやなぁ。と、
思う暇も無く。
話題は、おばちゃんの息子様のお話へ・・・・

「うちの息子もさぁ。」
○○で○○で・・・・・・・・・・・・・・・・

いつものまにか、おばちゃんの息子様と僕が同じ扱いに、
むしろ似ているかのような話しぶり。

さんざん喋ったあげくに、「うちの息子もウエスト120でメタボなんだよぉ。」
「おいおい俺はウエスト120なんかもないし・・・」
と、そこですかさずここ最近の息子様事情の話へ急展開!!

「生き物がかりになっちゃってさぁ。」
「それから変わっちゃたのよね。」

と、聞こえたんです。
そこからが、おばちゃんと僕の噛み合わない会話の始まりだったんです。

僕の頭の中では、飼育係りなったのか?学校の先生か?学校の用務員さん?
どちらにしても、おばちゃんは嬉しい様子なので、公務員になったのか?
何か良い職を持ち、親としての安堵感を得て嬉しいんだなぁ。

と、勝手な僕の妄想は始まっていました。
「良いですよねぇ。親としては嬉しいですよね。」

そんな僕の発言への返答もなく、おばちゃんはまた喋り始めました。
「だから息子と、カラオケ行ったんですよ。」
「そんで、言ってやったのよ。歌ってるだけじゃなくて踊りなさい!!」

で、「踊ったんですか?」

そしたら、「えぇ~息子は踊ってましたよぉ。激しく。」「おにいさんも踊りなさいよ。」
と、言います。

何処からそんな話になったのか?
僕には全く分かりませんでした。
しかも!母親と2人でカラオケに行くのも珍しいうえ!踊りますか?
って話なんですよ!

「生活も変わりましたよ。」
「毎朝、早起きをするようになりました。」

そうだろうな。と、飼育委員になったら朝は早いわな。
と、僕の中では勝手に「飼育委員」になってました。

「毎朝、起きたら直ぐ音楽を聴いてますよ。」
「朝は、ヨーグルト、寝る前はミルクを飲んでからねるんですよ。」
「おにいさんも同じことやったら良いのよ。」

と、何かのセラピー的な話なのか?なんなのか?
分からなくなってきたので、聞いてみたんです。

「なんの飼育がかりなんですぅーか?」
と、おばちゃんが笑いながら、「飼育委員じゃありませんよ。」
「いきものがかり」って言うバンド知りません?」
「これがまた清純派の良い感じの女の子が歌ってるんですよ。」
「そのファンクラブに入ったんですよ。」

・・・・

・・・・

え~。自慢げにおかしくないですか?

僕の考えてた事は、あっと言う間に崩れ落ち、疑問が沢山出てきましたので、
聞いてみました。
「おいくつなんですか?」

と、
「33歳ですよ。」

飼育委員じゃなかったら、
「お仕事は何をされてるんですか?」

「え~何もしてませんよ。」
「ずっと家にいますよ。」

・・・
・・
ニート?
と、思っていると・・・察知したのか?

「でもニートって言うのも可愛そうな気がするんですよ。」
「私の仕事を手伝ってくれてるんでね。」

あーそうなのか!
「そしたら、マッサージ氏さんなんですね。」
「自宅で治療院をされてるんですか?」

と、聞くと・・・・

「いえ、家事です!」

か~~じぃ~~。。
それは・・・本当のお手伝いやなぁああ。

正直ずと一緒の扱いで話を進められてたのが、自分にとってあまり嬉しくなかったのです。





「息子さん何かやらかしますよ・・・」