第57回岸田國士戯曲賞 が 先週金曜日発表された
受賞は
赤堀さんの 『一丁目ぞめき』
岩井さんの 『ある女』
ダブル受賞!!!!
いや~~~~~~~~~~~~~~~~ん 嬉しいっ!
岩井さん 赤堀さん おめでとう~~~~っ!!
ナベコ嬢から
「まるで隊長が審査員?というくらい 『隊長すぎる』受賞」
って言われて ぐふふぐふふ

ってなった
ホント どっちか受賞してくれぃ!と願ってたんだけど
どっちかでなく どっちもという まさかのW受賞で
発表知った時はぽかーーんと してしまった
去年の
第56回受賞 が ノゾエくんら3作の トリプル受賞に次いで
今年のW受賞
複数受賞反対ではないけど 正直 「ん?」ってなる
ドラムロールが 決め所見失って フェイドアウトしてしまった感じ
この2作品が受賞していなく
審査員たちも まったく知らないもしくは 好きでもなんでもない人たちだったら
2年連続の複数受賞に
「なにやってんだよ」 って毒を絶対吐いてたと思うの アタシ
でも 好きなものには 素直で 単純なアタシは
「そっか なるほどなぁ」って 数分後には深く頷いてるの
アタシは 「賞」 ってそんなに興味がない
強~~~烈な 負けず嫌いなので
「負けない為には 勝負をしない!」
「負けるくらいなら 勝てなくてもいい!」
って考える 腑抜け腰抜け野郎なのよ
自分のことだけじゃなく 好きな人に対しても同じで
今回の最終候補を見た時 嬉しかったけど
受賞できない可能性もあるなら 最終候補に選ばれなければよかったのに...
って正直 けっこう思ってた
でも受賞すれば やっぱり嬉しい
「勝ちたくない」 「賞なんて要らない」って考えでは全然ないから
受賞は ホントにホントに嬉しかった
しかも 松尾ちゃんのコメントを読んで さらに嬉しくて
電車の中なのに 泣きそうになった
『ある女』を強く推しました。
一ページに一回以上おもしろい!と素直に思える戯曲には中々出会えません。
どのキャラクターも魅力的で、戯曲を読むのが苦手な自分には
非常に助かる作品に出会えました。自分も精進したいと思います。
おめでとうございます。 (松尾スズキ)
松尾ちゃんが強く推してくれるなら 受賞してなくても嬉しかっただろうな
そして 受賞してても松尾ちゃんが 違う作品を推してたら
こんなに嬉しくはなかったろうな
そう思うほど 松尾ちゃんが審査員になった去年から
アタシにとっては 「岸田戯曲賞」でなく 「松尾ちゃん賞」なのだ
松尾ちゃんが何を思い 何を感じ 何に憂いているのか
そのことを 貪欲に知りたくて知りたくて仕方ないから
松尾ちゃんにとっては この審査する日々がつらいようだけど
アタシは 嬉しい
そして 最終候補全作とどう向き合ったかを教えてくれる
選評を読むのを楽しみに楽しみに待っている
赤堀さんが受賞して嬉しかった
でも実は 『一丁目ぞめき』 が苦手だったりする
岡田さんの選評ツイートを読んで再認識したんだけど
ガサツが生々しいんだ
「あるある~」って プッと吹き出したり くすくすしちゃったりするレベルじゃなく
ぴとっとした鬱陶しさ ゾクっとくる気配 それらを伴うほどの生々しさ
この作品と 去年初監督した映画 『その夜の侍』 を観て
悲しい発見をしてしまった
「アタシは 赤堀さんの作品が苦手」 だと
赤堀さんが描く人々が アタシの苦手な感情を奥底だけど根深~く持っている人たちで
しかもその奥底感や根深さの描写がうまいから
作品を観てる間中 苦痛レベルで落ち着かない
好きな人の作り出すものを見たいという欲望と 触れたくない世界
その2つのバランスが均衡すらできない
赤堀さんの自作の作品は ちょっとしか知らないけど
赤堀さんが作りたいものは きっとアタシの苦手なものばかりなんだろうなぁって思う
それでも赤堀さんの作品に触れたいし 楽しみに待つ
何より アタシの演劇人物でいちばん愛してやまない
『別府昌志』 を創り上げた人
しかも赤堀さんが書いて演出して演じないと 最愛の別府さんにならないから
この先 別府さんを越える 愛しい登場人物には逢えない気がする
そして やっぱり岩井さんっ!
アタシの岩井さんへの憧れや感情は
松尾ちゃんへ抱くものと似ている気がする
松尾ちゃんの作品を観た後は 『松尾膜』 に包まれる
そして岩井さんも 『岩井膜』 を持っている
松尾ちゃんも岩井さんも できれば触れたくない部分を描くんだけど
「知りたい」って欲望と好奇心が 鎮静してくれない
「そこ触ったら痛い」って分かってるのに 触らずにいられない
というより 触りたくてたまらなくなる
そして 触って 「痛い痛い」って泣いてる しかも笑いながら
松尾ちゃんと岩井さんの 笑いの質が好きで そしてうっとりする
これ笑っていいのか?って複雑な気持ちになるんだけど
気が付くと笑ってる
これが アタシの中の 『本当』 なんだな って実感する
しかもその導きかたが 松尾ちゃんも岩井さんも
「無理についてこなくてもいいよ 分からなきゃそれでいいの」
って 感じ (独断的見解)
「どうだぁ!」っていう押しつけがましさや
「分からないと思うけど」っていう傲慢さもない
追いかけたくてたまらないところにいる
岩井さんの師匠の園田英樹さんが
「岩井は耳がいい」 と 表現していた
アタシは 岩井さんはプレゼンテーション能力が高いと思う
岩井さんのトークは ホントに面白い
話術がうまいとか そつが無いとかではないんだけど(←失礼)
観客の反応への反応の速さと広げ方が うまいなぁって思う
ただたまに 速すぎて勝手に不安になってたりすることもある
またその流れも面白い!
「違うの 待って!」 ってこちら側がツッコめる
伸び代がある感じもたまらない
そして 不謹慎さと悪意の 絶妙な量と質とタイミング
作品の中だけでなく
松尾ちゃんは メルマガやコラムで
岩井さんは ポストトークやイベントで
この絶妙な不謹慎と上質な悪意を織り込んで 惹きつける
アタシが貪欲に 松尾ちゃんや岩井さんの思考や感性を追い求めるのは
とことん行ったって尽きないって分かっているからだと思う
その果てしない魅力の松尾ちゃんが
果てしない魅力の岩井さんの作品を強く推したことに
泣きたいほど感動しているのです
と まぁ 長々と述べましたが
岩井さんにいたっては 外見もとっても好きなのです

この いい具合の哀愁
疲れ切ってない 浸りすぎてない
ちょうどいい澱み感
この 『岩井感』 が出るアロマオイルがあるなら
アタシは飛びついて買い占めるだろう!
本題をすっかり見失ったけど
赤堀さん 岩井さん 岸田國士戯曲賞受賞 おめでとうございます!!!!