まだ、前の結婚をしてた頃。

我が家には、子どもと、私には見える子どもが居た。
いつも、私の後ろを裸足でちょこちょこついてきていて、多分男の子。
直ぐに、流産してしまった私の子どもだなぁって思った。
子どもたちも、ママの後ろを、いつも歩いたり、走ったりしているよね?何で、ちゃんと姿見せないんだろうって、怖がる事もなく、当たり前にf^_^;

ある日、夢の中に、住んでいる家のベランダが出てきた。
夢の中で娘が、、、

「ママ、ベランダに男の子がいるよ」って、
私が見に行くと、15歳位の男の子が居た。
不思議にも、言葉で喋るのではなく、テレパシーみたいな風に、会話をした。

(貴方は、誰?どうしてこんな所に居るの?)

その子は、私の顔を見つめ、、、

(ママ、僕だよ!僕のこと忘れちゃったの?でも、楽しかったぁ!僕、もう帰らないといけないから、ママ!ありがとうね!バイバイ)って、

空高く、上がってしまった。

涙が止まらず、夢から覚めても、涙が後から後から、出てきた。

その日を境に、裸足の男の子の気配が消えた。みんなも、見なくなり、あの子は、天国に戻ったんだなぁって、でも、いつまでも忘れないよって、心に誓った。

今、一歳の息子がよく私の後ろを、裸足でちょこちょこついてくると、何か懐かしさを覚えてしまう。

不思議な体験だったなぁ。