日本書紀巻第廿六、斉明天皇のところに書いてある童歌。




これを訳してみたくなった時がありました。

できませんでしたが。

以前、ちらっとブログのどこかに書いてあります。


そして今、また訳してみたい欲求が再熱。

今度こそ解読したい歩く





〜①視覚〜の続きです。



①の終わりでは、

「邏賦倶能理歌理鵝」が3回繰り返しているのに「烏能陛陀烏」は2回なところ。


赤と黄色が重なっていない箇所の前5文字は

「於能幣陀乎」


というところまででした。


〜②聴覚〜では、
童歌の謎を、音から解明していきたいと思ってます。
歌なので、音は大事ですわな。

仮説を立てて検証。
其の一
[日本語発音ではなく中国語発音ではないか]

ワタクシ、語学力無し。
とこかしら間違ってる前提でピンインとかなを書いていきますよ。

麻比邏矩都能倶例豆例
於能幣陀乎邏賦倶能理歌理鵝
美和陀騰能理歌美
烏能陛陀烏邏賦倶能理歌理鵝
甲子騰和與騰美
烏能陛陀烏邏賦倶能理歌理鵝

má bǐ luó jǔ dōu néng jú lì dòu lì
yū néng bì tuó hū luó fù jù néng lǐ gē lǐ é
měì hé tuó tēng néng lì gē měì
wú néng bì tuó wú luó fú jù néng lì gē lì é
jìǎ zǐ tēng hé xìng tēng měì
wú néng bì tuó wú luó fú jù néng lì gē lì é

マァー ピィー ルゥオ ヂイー ドォウ ヌオン ジィー リー ドォウ リー
イー ヌオン ピィー トゥオ フゥー ルゥオ フ ジィー ヌオン リ ゲー リ ウー
メェイ フウー トゥオ タァン ヌオン リ ゲー メェイ
ウー ヌオン ピィー トゥオ ウー ルゥオ フ ジィー ヌオン リ ゲー リ ウー
ヂイア ヅゥ タァン フゥー シイン タァン メェイ
ウー ヌオン ピィー トゥオ ウー ルゥオ フ ジィー ヌオン リ ゲー リ ウー

いやー
疲れるわ。

前回の記事の後半に貼り付けた画像の青色のとこに注目してみます。



「於能幣陀乎」と

「烏能陛陀烏」

結構似てますよね。


於能幣陀乎 yū néng bì tuó hū 

イー ヌオン ピィー トゥオ フゥー


烏能陛陀烏 wú néng bì tuó wú

ウー ヌオン ピィー トゥオ ウー


3文字目、「幣」と「陛」は、「ピィー」で同じですね。

まぁ、日本語でもどちらも「ヘイ」ですもんね。




ここでまた新たな仮説を立ててみる。

其のニ

[全て名詞ではないだろうか]


5文字で1単語だとしたらどんな名詞だろう。

長いよね。

てか、だったらヌオンピィートゥオの3文字が名詞で前後は違う品詞か?

接続詞かな。andとかorみたいな。


其のニの仮説は違う気がしてきたな。



〜③感覚〜 へ続く{emoji:634_char4.png.びっくりマーク}