私の親はきっと毒親ではないけど、何か変だと昔思っていた。
私が察してちゃんだったのかもしれないけど、
とにかく必要な愛情がないように感じるもので。
大学も出してもらったし育ててもらった恩は感じているけど、
今は孫と接する姿に疑問を感じる。


息子について

「こいつは人の気持ちがわからないから大きな声を出すんだ」
「障害じゃない。病気だ」

と、
私を慰める意図で一日何回も言ってくる。


父よ。
気持ちがわからないのはあなただ。

そんな父が、
親友としていた2人からついに逃げられたらしい。
どちらも喧嘩別れ。

「あいつ変なんだよ。狂っちゃったんだ。いきなり怒り出してさぁ、それっきり。俺がなにをしたっていうんだ」
「俺は気持ちがわかりすぎて生きづらいんだよ」

父よ、無意識にひどいことを言ったりやったりしてしまうあなたこそ
何らかの障害があるのだと私は思う。
障害じゃなくて病気なら、
治るんですね?
治りません。
それは障害です。

あなたと数時間話すと
私はカサンドラ症候群とやらに似たようなものになります。
母は父と全然話さない。
無意識な責めに耐えられないから?
いや、耐えてきたからこそなのか、
脳梗塞のせいにしているのか
とにかく父と話したがらない(笑)
私も父がいない食卓はホッとする。

昔、脳梗塞が発症する前は
親が喧嘩していた気がする。
母が離婚を考えていたと聞いた。
今も私たちのために耐えてくれているのを感じるし、
経済的にもやっていけないから耐えているのを感じる。

脳梗塞になったのは悪いこともあるけど良いこともある。
私の母は元来ものすごいヒステリーで、
恐ろしかったのだ。
脳梗塞をやってから本当に穏やかになったと思う。
普通に生活送れるし、
喋るのはちょっと苦手みたいだけど、
性格が変わったのは、正直嬉しい。
親不孝なことに、神様からのプレゼントだとさえ思っている。

昔の性格だったら、
私は帰ってきてないと思うし。