眺めの良いレストランで食べるのも楽しいけど、そとで景色を独り占めするのも外ランチならではの醍醐味!!
ランチとは無関係なのですがw、バイリンガル教育ネタを一つ。
最近のLeiaは、言葉をどんどん吸収している様子。
屋外には「刺激」が多い。
刺激=人、建物、自然 etc 家の中にはないものを題材にできるので、家の中に居る時よりも、話題が多くなります。話題が多い=ボキャブラリーが多くなる、という考え。
(日本語)
音のイントネーション(上下)や、抑揚を真似するのがとても上手になって、びっくりです。
日本語で、(驚いたように)「え!?」と尻上がりで私が言うと、同様に繰り返すし、「えーーーーー!!??」と細長い声量で尻上がりな感じの驚きの表現をすると、これまた真似をする。すごいすごい。
(英語)
私が、I love you, Liea. というと、「あぃ・・・」のように声にする。全然I love youには聞こえませんが。 赤ちゃんは、親の会話を聞いて言葉を覚えるから、
私 :I love you, Daddy.
旦那:I love you, too.
と言って見せるようにしています。Leiaはきょとんとしています(笑)
ちなみに、私たち夫婦間では「愛してる」とは言いません。関西人には、なかなか言いにくい言葉なのでは?
なので、私たちは I love you. これだけは、英語が一番しっくりきます。
「どちらの言語も、宙ブラリになるのでは?」
という懸念もあると思います。
この点の私の考えですが、日本で育ち、日本の学校で教育を受けている限り、どうあがいても日本語が第一言語になると思います。
逆のパターンの例で言うと、うちの講師のタッドは、3歳でお父さんの海外駐在に伴いロサンゼルスに渡りました。日本語学校にも通ったし、両親も正真正銘日本人ですが、読み・書き・会話ともに英語が第一言語で、日本語の方がたどたどしい。学校は、現地の有名私立小学校・中学校・高校と行き、大学もUCLA、そしてUSCの大学院という経歴です。
だから、結局は、「どの国で教育を受けたか」と「どんな現場で教育を受けたか」によると思うのです。
個人的に「危険だな」と思う教育の仕方は、
日本に住み、英語が話せない日本人の両親に育てられながら、インターナショナルスクールに通う、
というパターン。
<例>
当校の講師として、以前面接に来てくれた方がいます。
両親は日本人。小学校からインターナショナルスクール。大人になってからは、海外暮らしも英語圏からヨーロッパ圏まで幅広くありました。
彼女の英語は、第一言語というには十分ではありませんでした。
じゃ、彼女の日本語は??
やり取りの一つを紹介します。
私:「どちらにお住まいですか?」
彼女:「お住まいは○○です。」
という感じの受け答えなため、日本語も第一言語とは言えません。
私:どうしてインターナショナルスクールに通ったのですか?
彼女:親が、私に英語を話して欲しくて。
という事でした。
もうひとつの例ですが、OL時代の上司の娘さんは都内の有名インターナショナルに通っていました。
彼女と私が会う時には、英語交じりで話していたのですが、やっぱり、ネイティブレベルとも違う…。そして日本語は、ぶっきらぼうな語り口で単語力が非常に乏しく、また、丁寧語や敬語などは更に苦手そうでした。
元町に散歩に行くと、やっぱり親と英語で話している子どもたち(おそらく山手のインターナショナルに通っている)は英語が第一言語といえる語り口です。 逆に、日本人同士で英語を話している子どもたちは、日本語と英語、どちらも上手だけど、非常に「ちゃんぽん」で話しているケースか、あるいは、英語が第一言語とは言い難い語り口のパターンが多いです。
インターナショナルスクールの存在は素晴らしいと思いますよ!
でも、親が「(自分が苦手だった英語を)子どもには格好良くペラペラしゃべってほしいわ」
なんていうエゴで入学させるべきではないですね。子どもの将来を考えると、これはとっても危険だと思います。