黄体化非破裂卵胞 -LUF(ルフ)- | *コウノトリさん*いらっしゃ~い*

黄体化非破裂卵胞 -LUF(ルフ)-

* * 1月25日 * *

周期 : 13日目(低温期13日目)

基礎体温 : 36.45℃

体調 : 昼頃下腹部がチックンと痛む その後張りがなくなったような・・・

薬 : セキソビット2錠/日 セロフェン2錠/日 プレマリン2錠/日



時々 ブログ内でも目にしていた LUF


排卵自体は ちょっぴりのんびり目ではありますが 自力であるので

LUFという症状がどういうものなのか あまりキチンと調べたコトが

ありませんでした


今回 デデーンと居座っているたまごちゃん汗

これを機会に キチンと調べてみるコトにしましたぁ! (`・ω・´)ゞ

(自分の為の覚え書の為 つまらない記事だと思います 遠慮なくスルーしちゃってくださいね)


* * LUF * *  読み方は「ルフ」

Luteinized Unruptured Follicle の略で日本語で言うと 『黄体化非破裂卵胞』 あるいは

『黄体化未破裂卵胞』 と呼ばれています。

基礎体温が低温から高温に変化したとしても、実は必ずしも排卵しているとは限りません。

この黄体化非破裂卵胞は誰にでも起こりうる現象です。

排卵誘発剤を用いた周期だけでなく自然周期でも見られるため、超音波検査(エコー)による

排卵の確認は欠かせません。
卵巣に形成された卵胞は、その成熟にともないエストロゲンの分泌を増やします。

この上昇により、下垂体から黄体化ホルモン(LH)の分泌が促され(LHサージ)、

卵胞壁が破れて中から卵子が放出される現象が排卵です。

卵胞の直径が約18~20mmのサイズに育った状態が成熟卵胞と考えられますが、

この頃になると、エストロゲンの作用により子宮頚管からの粘液が増え子宮内膜は

その厚みを増し、受精着床への準備が進みます。
診察室における超音波検査でモニター画面に映し出される
丸く黒い影卵子
そのもの

ではありません。

我々は内部に液体を貯留した卵胞を見ているだけであり、その中に存在する卵子は

極めて小さなもので、超音波では捉えることはできないのです。

従って排卵といってもそれは卵子が放出されたという目撃証言ではなく現状証拠より、

排卵が起こったであろう事を推測しているに過ぎません。

排卵前のピンと張りつめた卵胞は排卵後には形が崩れ消失したり、逆に内部に血液が

貯留して腫大して見えます(これを出血黄体といいます)。

また子宮の内膜は排卵前のリーフ状(葉っぱの様に見える)から白っぽい色調への

変化が起こります。

血液検査では黄体ホルモンの分泌がみられ、基礎体温は上昇します。

また人によっては排卵痛と排卵出血を自覚する人もいます。

このようにして排卵が起こったことの診断は総合的に行われるのです。
ところが排卵したと思われても、実際には卵子が外に飛び出さない現象が知られています。

超音波で観察すると、排卵前とほぼ同じ大きさと色調の黒い影がそのまま残っているのが

確認されます。

基礎体温は上昇しているのに、排卵が起こっていない・・そんな不思議な現象

黄体化非破裂卵胞は決して珍しいことではありません。
これについてはっきりした原因は不明ですが、卵胞壁の破裂に関与するプロスタグランディン

との関連性が指摘されており、不妊原因の一つとも考えられています。

多くは偶発的ですが、排卵誘発剤を用いた周期では誰にでも起こり得ます

排卵誘発剤によって形成された複数の卵胞はその発育が均一でないことも多いため、

最初に成熟した卵胞(主席卵胞)に合わせてhCGの切り替えを行い排卵を促すと、

成熟過程にある小さな卵胞は排卵できずにそのまま残ることがあります。

このような卵胞は通常勢いを失いそのまま小さくなって消失しますが、なかには次の

月経になってもホルモンを分泌し続けるものがあり、新しい卵胞の発育に影響を及ぼすため、

排卵障害や不正出血の原因となり治療の妨げとなります。

排卵誘発剤を大量に用いる体外受精の後には休止期間が必要なことや、実施する前の周期に

排卵を抑えるためのホルモン剤を服用するのはこのような理由によるのです。

黄体化非破裂卵胞排卵前後に超音波検査を行うことでその存在が確認できます。

また次の周期の月経中に診察を行い、卵胞の遺残が確認されればそれを裏付ける所見

となります。
もし排卵せずに卵胞が残った場合には次の周期は治療をキャンセルします。

古い卵胞がホルモンを分泌したり、途中で排卵したりすることで(排卵してもこの卵子は受精

しません)、新しい卵胞の発育に影響をおよぼすからです。

この場合、できればホルモン剤を服用して排卵を抑えた方が回復は確実となります。

一周期休むことで卵巣はリセットされ、正常な排卵周期に戻り治療を再開することができます。


最近わかってきた現象だそうです。。。

誰にでも起こりうるコト 自然周期でも起こりうるコト だと思うと

生理との長ーいおつきあいの人生 こういうコトが起こる周期があっても

全然不思議ではないですよね・・・


身体の中で起こっているコトなので 機械のようにはいかない!って

わかっているけど 1周期1周期が貴重に思えてならない私にとっては

残念ながら 仕方ないよね~(´∀`) など・・・

余裕に構えるコトはできそうにありません (T▽T)尸~~


・・・ はじめてのLUF ・・・


●このまま消失しなかったら 今周期はやっぱり見送りになる?

●このまま消失しなかったら 今からどうやって消失させるの?

●このままもし 反対側の卵胞が育った場合でも 質には問題ない?

●次周期までにも影響は及ばない?

いろいろ疑問がでてきます