先月のニュージーランドから帰国する飛行機の中で見た映画は2本。

どちらもドキュメンタリーですが、

最初に見たのは、エリザベス女王。

32年前にイギリスに住んでいたにも関わらず、

王族には全く興味がなかったので、

キングチャールズの子供時代を見たのは初めてかも

女王に甘えていて可愛い^ - ^

そして途中、女王へのお祝いの年だったのかな？

マオリ族のワカ(カヌー)が、

テムズ川？を掛け声を掛けながら女王の前を横切っている。

ちゃんとした木彫りのカヌーなので、

ニュージーランドからイギリスまで運んだんだろうな〜

と思っていたら、2本目のドキュメンタリーで

それに関するワカが出てきた。

映画は、マオリのストーリーで、

『Whetu Marama』Bright Star

と言うタイトル

スターナビゲーターと言われる、

星を頼りに航海する人たちのお話。

奇遇にも昨年9月に与那国に行く直前に

地元の天文科学館で見たのも

タヒチあたりのスターナビゲーターの話だった。

今回の映画は、ハワイのホクレア号で有名な

ナビゲーターであるナイノア・トンプソと、ミクロネシアの男性、

そして、このマオリの長老へケさんの3人が出会って、

2頭艘のワカを作り、タヒチまで旅をする話。

そのワカの先端には、海のスピリットであるタニファが

ガーディアンとして彫られている。

ヘケさんが住んでいたのは、私が滞在していたカイコヘよりも

更に北のカイタイア近くの海沿い。

そこのマラエ(集会所)にはヘケさんが作った

星を観測する為のモニュメントがある。

マラエなので、勝手に行く事は出来ないので、

いつかご縁が出来て見る事が出来たらいいな〜。

まるで、ストーンヘンジのようですね。

残念ながら、ヘケさんは数年前に亡くなられてしまいました。

これは、ヘケさんが航海に使っていたもの。

星と月と太陽を読んで島を目指す。。

映画の話の中では、ワイタンギにジェセンダ首相がやって来て、

ヘケさんに名誉を授ける、と言った式が行われていた。

その中には、あ、この人見た事があるかも、

と言う人たちが何人かいて、何度もビデオを止めて見直してしまいました^ - ^

そして、ヘケさんたちが作った7艘のワカが、

世界中に行ったとも、、

その中にヘケさんがイギリスに行き、

女王がいる式典に参加して川をカヌーで移動する

というシーンもありありありました。

その時にヘケさんの隣にいた男性、

この人も知っている〜^ - ^

しかも若い！

ナイノア・トンプソンは、ホクレア号でかなり有名になりましたが、

こんなにマオリの人達と深く関わっていたとは知りませんでした。

叡智はどんどん受け継がれていきますね。

世界各地の先住民族が受け継いできた叡智は、古代から脈々と続いてきたもので、

地球にとっても人類にとっても大切なもの。

本当の事は守る為に公にはされなかったりするけれど、

だからこそ情報だけで無く、エネルギーやその意識も大切に守られたりする。

大切なものが失われませんように。。

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