2000/01/26

いつのまにか大泣きしていた。

アイツのことは大好きだ。アイツと一緒にいる時間は楽しい。くっついて、寄り添って、笑って。
アイツがそこに存在するっていうことが、あたしの存在価値なんじゃないかと思う。

愛されてないんじゃないかとか、誰か他に好きな人ができるんじゃないかとか、そんな種類の不安は、いつしかしなくなっている。
今どうしても不安なのは

アイツが存在しなくなる事。つまり、死ぬ事。

ある日突然、いなくなったらどうするだろう。あたしはどうなるんだろう。あたしはその時、何を思うんだろう。

ある日突然、帰ってきたら最愛の妻子がかわりはてた姿で彼を待ち受けていた。ニュースやワイドショーで騒がれている、少年犯罪の事件の話。

あたしはそれを見ていて、いつのまにか大泣きしていた。

彼とその妻との間で交わされていた交換日記。その日記は、愛情に満ちていて、大好きな夫の帰りを可愛い子供と待ちわびる妻が、何かに急かされているように、まるで彼が側にいるように綴られていた。

これから三人に訪れようとしてる未来は閉ざされた。第三者の、通りすがりの、只自分の沸き上がる欲望を放出することしか頭にない少年の手によって。穴なら何でも良かったんだ。
確かに、そのまま生活していってもいつか別れが来たかもしれない。でも、それは自分が下した結果であって、自ら選んだ道。

これから訪れる幸せと、今の幸せを体中に感じて微笑んでる二人、そしてその可愛い証。

思わず、自分と置き換えてしまった。

もし、ある日突然・・・。