時代劇の基礎知識(その4) | 悪代官と愉快な仲間たち

時代劇の基礎知識(その4)

前回、チャンバラのカテゴリーに大まかに2タイプあると言い放った
のですが、よく考えたら3タイプあります。

御上サイドの偉い人主役…とにかく、御上そのもの、あるいは御上が
決めたお役人が悪人を懲らしめるタイプの時代劇
水戸黄門をはじめ、暴れん坊将軍、大岡越前、遠山の金さんなどの類
で、ストーリー的には身分を隠しつつ、最後に悪玉を懲らしめる段に
なって身分を明かすパターンが多いですね。身分を明かしたときの
悪人の「マジかよ!」って顔がひとつのウリだと思います。

捕物関連めっぽう腕が立つ人が主役…今で言うと刑事物あたりかな?
銭形平次は基本ですけど、「江戸の○○」なんてタイトルがだいたい
今で言う刑事物タイプで、同心ってのが活躍。大江戸捜査網なんてのはもう
タイトルからして現代風ですが、隠密同心があらゆる手段で悪玉を
追いつめるあたりは、なんかもう「スパイ大作戦」とか「特攻野郎
Aチーム」なんかも真っ青!

別に権限無いけど悪人斬っちゃう人が主役…もう、法律とか無視!
悪人は死んで当然!それに、世直しとかじゃなくても人からの依頼で
斬っちゃうなど、とにかく、一応スジは通ってるから斬っていいよ!
的なものも含まれるタイプの時代劇。必殺シリーズとか、座頭市、
子連れ狼なんかもこれに入れちゃいましょう。三匹が斬るとかも…
とにかく、悪人に生き延びる手だてはありません。みんな斬っちゃう。

まあ、その他にもこれに属さないものもありますけど、タイプ別に
勧善懲悪チャンバラカテゴリーとしてこんな感じじゃないですか?

これらに属さないもので、好きなものもあります。
チャラいけど強いって感じの、はぐれ雲とか、御家人斬九郎なんかも
大好きな時代劇ですが、カテゴリーは分けにくいです。異色作かな

こんな感じで、とりあえず時代劇と一言で言ってもいろんなタイプが
あるわけで、チャンバラカテゴリーも様々なんです。
時代劇を今まで観なかった人、機会があったら是非観てください。
気に入る作品があるかと思いますよ。