言うよねフレーズ:”私、褒められて伸びるタイプなんですよー”
ミレニアル世代が社会に出てくる前から一定数の人間が使うBakaword。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
と山本五十六長官も仰っていた通り、「褒める」ということの重要さはわかるが、五十六長官も「褒める→成長する」とは言っていない。
そもそも植物であれ人間であれ、肉体的な成長には栄養というInputが必要で、知的労働をお行うコンサルタントにとっては肉体的な栄養だけでなく、仕事から得る知識や経験や書籍やコミュニティから得る体系的な教養だったり文化などの知的栄養分がInputされなければコンサルとしての成長(=Outputを出す力=コンサルとしての価値)など得られるわけがないのだが、その努力やそれをもとに頭をフル回転させてシナプスをきめ細かく紡いでいくプロセスなしに、褒めただけで成長する奇特人間がいるなら連れてきてほしい。
「怒られてばっかりじゃ伸びないですよー(=俺が成長しないのは上司が褒めないからだ)」
なんていっているやつは、そもそも何か目標を自分で設定して取り組むようなことをしないので、そもそも褒める事実がない。
褒めるところがない
→褒められない
→伸びない
→伸びた事実がないので褒めるところがない
の無限ループを繰り返すだけで、褒められるためのアクションを起こさない限り、永遠に成長ループに乗ることはない。
つまり褒められるて伸びるタイプとは「私は何も伸びていない」と言っているのと同じ。
実は山本長官の言葉には続きがあり
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。」
一度やったことに対して褒めたあと、フィードバックして悩んで自分で出来るようになって、一定の水準に達したと承認して(=評価して)、お前に任せたと言えるレベルになって初めて人は育ったステージに上がる。
自らの足で立つ努力もせず、くだらないレベルの事を褒めたところで成長には程遠い事を理解しないアホな奴はいつまでも同じレベルで留まっているがよい。