言うよねフレーズ:”(資料やメールで)以下の通り”
「言うよね」と言いながら、しょっぱなから口語ではなく文章のフレーズで恐縮です。
今回紹介したいのは資料中の文章で”以下の通り”と書いちゃう奴について掘り下げたいと思います。
コンサルタントの仕事でよく使われるPowepoint。もはやこれがないと仕事にならないのだが、簡単にいうとスライドごとに①タイトル、②リード文、③Body の3つで構成されている。
①タイトル
その名の通り、このスライドで伝えたいテーマを書く
②リード文
このスライドで伝えたいメッセージを書く
③Body
リード文を補足する詳細情報を書く(描く)
できのいいコンサルかどうかはどこで差が出るでしょう????
答えは②
なぜリード文が大事なのか?
だってここに一番言いたいことを書くんだもん。しかも簡潔に混じりけなく。
若手コンサルはここだけに心血注げばいいというくらい重要なのがリード文。パワポの機能である”アウトライン表示”を使えばリード文だけを見ることもできるので、時間のない上司などはリード文しか見ないのだが、最近はこの機能を使うと何も書いてなかったり、以下の大通りでなにもレビューできない。
やりたいこと、伝えたいことを一言でいうのは結構難しい。
”なぜそう思うのか”、という理由が突き詰められていなければならないし、そのメッセージで相手が納得しなければならないから、一撃必殺で相手を納得させるだけの準備と想いがなければ本来リード文なんて書けないはずなのである。
”以下の通り”はその一言が書けない未熟なコンサルタントが生み出した便利フレーズ。
”以下の通り”というリード文は、「いたいことはBodyをみろ、言葉では言いたいことを伝えられないので下の図(Body)を見て勝手に感じ取ってくれないか?」と言っているのと同じ。コンサルの世界では”一言で言えない”ことは”何語使っても伝わらない”というのが定説で、要はメッセージを発信する準備(So What? Why True?)が十分じゃないことを自ら発信している恥ずかしい行為なのだ。
メッセージで要点をつたえられないやつはコンサル風な奴に多く、いい時計をしていいスーツ、いい靴を履いた結局何も考えていないやつに多い。レビューをする立場から言わせてもらえば「以下」を確認しないとわからない時点で読みたくない。「以下の通り」を禁止したプロジェクトにいたアホなメンバーに「以下に記す」とかいてたやつがいたが、当然ながらそれもアウト。趣旨を理解できない時点でコンサルを辞めた方がいい。
初回なので今日はこの辺にしておいてやる。
これからどんどん仕事のできない奴の特徴を披露してやろう。
