10月20日 午前5時55分 最愛の母が他界しました。
自分の誕生日に天に召されました。

彼女は、癌を10年前に煩い、長く自宅で闘病をしてました。
とても、我慢強い人で、苦しい姿を最後まで家族に見せなかった。

彼女は、彼女なりの美学があって、もしかすると最後迄、
”苦しんでいる自分の姿を身内に見せたくなかった”のかな?
と僕はそう感じています。

また、美学もそうですが、

強運を持っていた人で
”自分の直感で、引きたいと思ったくじを必ず引いてくる”
不思議な力を持っていました。

母と同じく戦っていたのは父も一緒でした。

ご飯ひとつ炊けなかった。
カップヌードルもどの様に作るのか?知らなかった。

男子厨房に入るべからずと教育を受けた、昭和一桁生まれの父も長く
”母を自宅で介護をする”というものと長年戦ってきました。
彼も、我慢、強い人で、なにひとつ文句を言わずに介護をしていました。

母が、発病してから、いつかこの日がやってくると覚悟はしていました
けど、やはり、それが現実となると辛い。

昨日、告別式が滞り無く終わりました。

最後のお別れの時、今迄、我慢していた”哀しい”という感情が、ダムが決壊
するが如く一気に溢れでてしまいました。

雨の中、火葬場で一連の事柄が、終わるまで待っていました。
自分の心の中の、母の存在が大きかった事を改めて噛み締めています。

今は、母は自分の魂に宿っていると、確認できるまで、自分の心をリハビリを
する様に努めていますが、少し時間が掛かりそうです。

弱いね。

早くいつも通り戻らなきゃね。