ラベッロからポンペイまでドライブ。

 

 

 

 

 

 

峠を越えるとナポリの街が見えます。

 

 

 

 

Pompeii 到着

事前にツアーを申し込んでいました。

 

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ポンペイとは古代ローマ帝国の都市でベスピオ火山の噴火で西暦79年に消滅しました。

噴火の火山灰や火砕流による堆積物に覆われた上にさらに土などが積もり、ポンペイは約6メートルも地中に埋もれていましたが、

18世紀に偶然、農民により発見され1700年の眠りから覚めます。 

当時の権力者によって発掘が開始され、その後紆余曲折ありましたが、

現在でも万里の長城、ローマのコロッセオなどとともに世界五番目の観光地です。

去年(2022年)、日本でもポンペイ展が催されましたね。

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ポンペイ到着後、

マリーナ門でガイドさんと合流して進みます。

 

 

 フォロ(広場)

 

 
とにかく大きいフォロ (広場)、ポンペイ市民全員収容できたそう、
当時のポンペイの政治、経済、宗教の中心でした。

 

 
 バジリカ 裁判所や商取引の場所。
 
 
 今も鮮明に残っているフレスコ画
 

 

遠くに見えるベスビオ山、現在2つある頂は元々ひとつでしたが、大噴火の時に吹っ飛び2つになったと言われています。

 

両脇の家々の真ん中を通る幹線道路と歩道。

現在に通じる都市の形が残り、

約2000年前とは思えない美しさです。

 

 

車道に置かれた石は馬車止めです。

当時、車道は下水としても使われていた為周りの家々より低く作られています。

 

 

水飲み場、現在でも水が汲めます。

 

 

とにかく広いので1日では回りきれません。

見渡す限りの古代遺跡 (西暦79年は日本では弥生時代)

 

 

かまどの跡も確認されいて、ここは暖かい料理を提供していた食堂のかまど。

 

 

当時の富とステイタスを象徴する邸宅

ファウヌスの家

中央部分には名前の由来、牧神ファウヌス彫刻のレプリカが置かれていて、

 

 

 邸宅の入り口にはラテン語で歓迎の意味「HAVE」 が記されています。

 

 

パン屋のかまど

30以上のパン屋の跡が確認されています。

 

 

小麦の製粉をする巨大な石臼。

 

 

 

 

郊外の浴場跡

 

 

 

**** 閲覧注意 *****************************

 

******* 噴火の犠牲者の石膏像 ********************

 

見たくない人は引き返してください! *********************

 

 

発掘作業中に発見された火山灰層の中に多くある空洞に石膏を流し込み、犠牲者を鋳型として発掘することに成功。

約2000年前の最後の様子がわかります。

 

眠っていたのでしょうか、

 

 

 

祈っているかのようです。

 

 

死の灰で一瞬のうちに命を落とした人たち。

火山の火砕流と火山の噴出物によって街全体が約19時間で消滅しました。

ポンペイは自然災害の恐ろしさを教えてくれます。