消防士さんや救急隊員さん。医師や看護師さん。介護に携わっているみなさん。山岳や水難救助の隊員さん。他にもいろいろ。


人命または動植物であれ、


命と向き合っている方々が地球規模で大勢いらっしゃる。


救急車国境なき医師団に参加されてる医療スタッフさんや、「神の手を持つ」スーパーDr.と呼ばれる脳神経外科医の福原先生と膝を交えて、お話しさせていただいたことがあります。


勤勉に努力を積み重ね、何千の症例を診療し、その道において、天才的な能力を開花させた世界でも有数なスーパードクターの福原先生でさえ、公言出来ない言葉があった。


それは・・・


「人を助ける」というセリフだった。


人を助けたい気持ちで医師を目指し、あらゆる可能性にチャレンジしながらも、目の前に居る人を

「救えない」

常にその無能な自分との葛藤を続けているとのことでした。もちろん、救われた患者さんの数は遥かに多い。


「人を救う、助ける」

「十二分にその気持ちはあっても、公言できることではない。」患者さんひとりづつ、真摯に向き合い「必ず救ってあげよう」、「成し遂げなければならない」と言い聞かせても、可能性は100%に至らない。「だから、救うとか、助けるなんて言える訳がないのです。」そうおっしゃっていた。それを聞き、涙が溢れました。


直接的に「生命」に関わらずとも、たったひとりの人を助けることですら、容易なことではないでしょう。ただの愚痴を聞いてあげるだけで、問題が解決するなら別ですが。。。


困ってる人の多くは、経済的な問題を抱えている。お金の問題だね。加えて、家族の悩みであったり、仕事上の悩みであったり。


誰だって大なり小なり、何かしらの問題や悩みを抱えているでしょう。それを紐解いてあげることが出来れば、「救うとか助ける」ことに結びつく訳だよね。


現実さ。自分のごくごく身近に居る人を助けてあげられてるんかな?なんとなくそーいう感じに収まっているかのも知れんが。。。ホントはどーなの?って思うな。


ましてや多くの人々を助けたいなんて。言ってることが矛盾してる。思う気持ちは美しくとも、現実だよ現実。生臭くもあり、どろどろとした混沌した世界!に、足を踏み入れなきゃならないんだぜ。


例えばお金だってどれだけ必要になるのかな?ひとりの人でも食べて行くためには、年間でいくらかかる?収入源を考え、働き口を探してあげたって、そこがブラック企業だったらどーするのさ?


幼いお子さんを抱えるお母さんが、子どもを預けて働くスタイルと言うのは理想ではないよね。必然的に接してあげられる時間は減る。具合が悪い時は仕事を休まざるおえない。


働く必要があるなら、在宅ワークにするべきだがマッチングが難しく、需給率が低い現状だ。ワーカーの資格保有や能力の問題だってある。


誰でも健康な人なら、働く意欲があるのは当たり前のお話し。意欲があっても働き口がない。だから、裕福なご家庭以外は貧困になる。


ひとりで良いから。救ってごらんよ。それが出来たら、またひとり。またひとりと。他人に呼びかけることより先にやるべきだ。その積み重ねを続けた結果、多くの人となったなら。それは、とても素晴らしいことだけど。


1人数千円くらいなら、快くカンパしてくれる人も集まるだろう。だけど100万とか200万を集めるのには、どれだけの労力が必要になりますの?





あのX-Japanのヨシキ氏。オークションで得た数千万円をサラッと寄付しちゃうのだよ。必死にナシを探して、彼にお願いすれば良いじゃん。背中を見せられないヤツは、まず認めてもらえないだろうけど。中小企業の社長さんでさえ、協力は得られんだろうな。←キッパリ。


たった数百万円。それだけのお金で何が出来るかはスグに解ること。クラファンとかでもなく、自分が仕事を何個もかけ持ち、身を粉にして朝から晩まで、休むことなく働けば良いじゃん。歯を食いしばってね。


それで貯めたお金をポンっ♪て、ひとりの人に差し上げたら良いよ。募金だ集金だ!!で、右往左往してるより断然、スピードが速いよ。半年もあればカタチになるでしょう。困ってる人は、今スグに何とかしなきゃならない状況なんだからさ。


ムカムカしちゃうから吠えてしまうが。。


とにかく自分が働きまくり、身近なひとりに集中して取り組みなせぇ。その姿を見てる人はきっといる。そしてある日、自然と協力者や支援者が現れる。過去の事例から、現実はそんなもんだ。


言ってること、書いてること。そんなもが多いほど、やれてないと言うことだ。冒頭に記載した通り、薄給でも命がけで従事してる医師団。救助活動を担う方々は、大風呂敷を広げてるヤツとは、決定的に違う。


実際にやってる人ほど、語りはしない。記すのは他人には見せない、自分用の日誌や日記だけだ。


夢を語るのは自由だけど。おいらは絶対に語らない。🌠と自分だけに言い聞かせるのみだ。


でした。

またぬ。