「トップガン・マーヴェリックを語る」の2回目になります。




映画公開の初日にパンフレットを買いましたが、イマ2です。作品化までの苦労話や監督や主演のトム・クルーズの拘りなどが主体で、ストーリーの展開については、非常に薄い内容なのよ。


撮影に関する解説がカメラ設置云々のお話しだけで、CGや特撮系の説明は一切なし。え〜っ!?それって変でねーのっ!?🤔🤔🤔





それに。。。


前作に続きアイスマンが登場しますが、海軍の親玉である司令官、重要な役どころなのにパンフのキャスト紹介には掲載されてませぬ。←なんで??




映画と言う娯楽性重視の性質上、ストーリーにおいてのツッコミどころは、いろいろありまするが。。。


それを言ってると、「トップガン・マーヴェリックを斬る!!」になっちゃうからね。😅




上矢印訓練飛行シーンのワンカットですが、こんなすり抜けも登場します。一瞬の映像だけど、これってCG?ヤバくないですか。

リアルでやったなら、こんな曲芸飛行みたいな機動に、意味を成すのか疑問だわ。🤔


じぇったいCGだな。



してして。




本作品のメインでもある重要な任務。

地を這うように低空で渓谷をくぐり抜け、山の斜面を急上昇する。んで、機体をひっくり返して山頂の凹地帯にある、ターゲットに向かい急降下だ。




さぁ。ここで疑問ないすか?


なんで、わざわざ反転して逆さまになるのでしょう?? そのまま、急降下すれば良いんぢゃね?? 


しかもよ。背面飛行から戻し、ターゲットをロックオン→爆弾投下💣→ハイレート(急上昇)で凹地帯から、一気に抜け出す🛩


どーして、くるくると背面飛行になったり、戻したりするのでしょーきゃ!?ってこと。




(考えるタイム)⌚



はい。お時間です。



その答えわ。。。。

 “G”

G、、、つまりは重力の問題があるから。

重力加速度 = Gravityの頭文字


我々は皆、地球上なら1Gの世界に生きている。普段の生活で感じる重力は、エレーベーターで約、−0.2〜+0.2G。旅客機に乗って乱気流に突っ込んでも、約−1〜+0.3Gくらいだそーだ。


+2Gだと体重が2倍になった感じ。60Kg→120Kgだね。けっこう、苦しいぞ。


ジェットコースターの中には、瞬間的に+4〜5Gを味合えるものもあるみたい。相当怖いゾ😑


戦闘機乗りの場合、+8G(体重の8倍)に耐える訓練を積んでいる。限界は9G辺り。特別に訓練されてない一般人では、-2〜6Gが限界の目安かな。


図にしてみました。



ずず〜んっと体が重くなるのがプラス(+)のGだから、マイナス(ー)のGよりも、耐えられことになるね。


反対にフワっと体が浮いちゃうマイナスのGの方が、人間と戦闘機(航空機全般)共に危険なようだ。


重力に耐えられる数値には個人差があり、体重200Kgのお相撲さんより、華奢な女性の方が耐G能力は高かったりする。これは、血管など循環器系次第によるところ。



結論下矢印


+Gで視界が真っ暗になるブラックアウトより、ーGの視界が真っ赤=レッドアウトに陥るのを避けてる訳だ。機体崩壊も回避だ。


全ての航空機は構造上、マイナスGに弱い。



だから、反転してるのだね。


山の斜面を急上昇中はプラスGに耐え、そこから一気に下降しちゃったら、キョーレツな危険なマイナスGを喰らうことになっちゃう。


頭に血が上り、パー🌀になる。てか、死ぬ。👼


以上、疑問の機動について。元空自の戦闘機パイロットのハチさんから、数ヶ月前に直々のレクチャーを受けてます。😁




敵に撃ち落とされる前にさ。ゲームみたいに操縦桿をパカパカ動かしてたら、スグ気絶だろなー。😅




戦闘機パイロットが中年の域になると、機を降りちゃうケースがあること。理解出来ちゃうわー。


戦闘訓練の後、毛細血管がブチ切れてたり、着てたGスーツの締め付けた跡やら、アザだらけになるんだって。


若いうちは体の再生も速いだろうが、やはり、歳には勝てないと思う次第。




また長くなっちゃった。😅


続くの部でね。


しくよろー♪😁