『Chasing Ice』というドキュメンタリー映画 | RisaのDreams come true...

『Chasing Ice』というドキュメンタリー映画

こんにちは、risaです。

先ほど、『Chasing Ice』というドキュメンタリー映画を観ました。

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(残念ながら日本ではまだ公開未定。。。)

ドキュメンタリー映画は好きな映画ジャンルのひとつですが、
色んなことを考えさせられる、素晴らしい作品でした。

自然写真家のジェームズ・バローグが、
氷床から気候変動を観測する「エクストリーム・アイス・サーベイ(EIS)」というプロジェクトをスタートさせ、
グリーンランドやアラスカといった場所を中心にカメラを長期間設置し、
氷山や氷床が変化していく姿を捉えた映画。

まず、氷の世界がこんなに美しいなんて知りませんでした。

今まで、白だったり灰色だったり、海の青だったり、吹雪だったり、
同じ景色がずっと続いているような場所、と思っていました。

ですが、この作品は、氷が太陽の光と海の青を受けて、
とても神秘的で、いろんな姿があるということを見事に映しています。

海や湖では見れない、白い氷の世界だからこそ広がる色があって、
とっても美しいのです。

そしてこの映画のメッセージは、やっぱり
気候変動、地球温暖化といったキーワードになるのですが、
単純に、氷が解けて気温が上昇して、というのではなく、
それが今ものすごいスピードで起こっているということを
とてもリアルに感じさせられました。

何度か大きな氷河が崩れる瞬間をカメラに収めたシーンがあるのですが、
それがどれ位の規模のものかというのもイメージしやすく、
マンハッタンの街と照らし合わせて見せてくれるのですが、
あっという間にそれが大きな音を立てながら
ボロボロと崩れていくのです。

過去10年間に溶けた氷河が、その前の100年間に溶けた氷河よりも多い。

浸水が過去よりも頻繁に起こるようになっているのも、おかしくありませんよね?

テクノロジーが発達して、私たちの今の生活は、
本当に恵まれているものだと思います。

ですが、テクノロジーだけでは生きていけない私たち。

自然があるからこそ、食べることができて、生かされているのであって、
そのリズムが壊れてしまうと、私たちはやっぱり生きれない。

そう考えると、このスピードで変化が起こっているということは
実はとても怖いことだと感じました。

だからといって、私がそれをストップできるわけではないし、
テクノロジーという便利なものに頼っているのも事実。

じゃあそこで私ができることって何なのだろう?

ジェームズ・バローグの公演に参加したひとりの男性は、
本当に危機感を感じ、働いていた石油会社を退職して
自分ができる1歩を始めたそうです。

蛇口を出しっぱなしにしない、
電気をまめに消す、
冷暖房を使いすぎない、
通勤には車をシェアしたりバス、自転車を使う、
そういうことでもいいんだと思います。

そして、その小さな行動が自分の生活、ほかの人たちの生活を
少しでも助けてると思えば、続けられることだと思います。

私も、自分の行動を改めて見直してみようと思います。

下記、映画のウェブサイトです。

www.chasingice.com

私はボランティアのフォームを提出してみました。

オフィスはコロラドにあるそうで、何かすぐに、というわけではなさそうですが、
とりあえず行動しようと思います。

Thank you for reading,
risa