Work in the US その2 | RisaのDreams come true...

Work in the US その2

こんにちは、risaです。


さて、前回の続き。


ハワイで念願だったアメリカ企業のマーケティング職に就くことができたrisa。


マーケティング部長たち(risaの上にはレベルはそれぞれですが部長クラスの人が7人いました)のサポートを中心に、セールスチームのパフォーマンスを分析したり、毎月のコミッション計算、自社のシステムを使ってのレポート作成というのが主でした。


使うものはほとんどがデータと数字。


あとは英語から日本語へのレポートの翻訳、など。


給与計算という部分は、Adminというより、どちらかといえば会計な仕事ですが、仕事内容の大事な一部でした。


また、日本の部長たちとのテレビ会議での書記、会議内容のサマリー作りなども担当するようになりました。


ハワイということもあり、日本との繋がりを持っていたかったので、日本の人たちとコンタクトを取って仕事をするのは楽しかったです。


やっぱり違うんですよね。


ハワイにいる日本人と、日本にいる日本人。


やっぱり、私は日本にいる日本人のほうが断然丁寧さがあると思います。


メールの打ち方だったり、電話での話し方だったり。


日本語と英語を使いながら生活していると、やっぱり日本にいた時のように、日本のビジネスライクな話し方などが、少し遠のいていってしまうというか。


なので、日本にいる人たちとコンタクトを取ったりすると、気が少し引き締まるような感じがして、私は好きでした。


英語をメインにして仕事をするというのは、自分の英語力というものを、わからされるものだなぁと思いました。


当たり前ですが、何から何に至るまで英語ですから。


社内レターも、PCトラブルの際の電話も、ミーティングも、部長からの急ぎメールも。


電子辞書や、ネット辞書に助けられる機会もたくさんあり、自分の英語はまだまだ未熟だな、とも感じました。


日本人の部長がいましたが、誰とでも問題なく意思疎通していて、すごいなぁと思わされました。


アメリカ在住歴や年齢も全然違うのですが、仕事トラブルとか、速やかに対処しなければいけない時でも、英語でささっとコミュニケーションができるというのは、risaにはまだ少し足りない部分だと思います。


トラブルの時って、急いで答えを求められるし、もちろん正確な対応が必要で、それを英語で、ってなると、まだ少し苦手意識があります。


それでも、自分はまだまだだなぁと思わされる環境に入るのは、間違いなく自分にとってプラスでした。


最近、何気なくTOEICの勉強をしてみたのですが、アメリカ企業で働く前に比べると、読解問題がとても簡単にできるようになっていました。


以前は、文章をじっくり(しかもゆっくり)読まないと、何目的の文章(クレーム手紙、新聞、雑誌の記事、リリース情報など)なのかがよくわかりませんでしたが、最初のほうの文で、何なのかがすぐにわかり、内容の理解もスラスラできているようになっている自分がいました。


risaは同じ問題集を、間を空けて使ったりするのですが、だからこそ、伸びている、と感じることができました。


ということで、英語力を伸ばすなら、アメリカ企業で働くのは正解だったと思います。


あと、日本企業とアメリカ企業で違うと感じたこと。


・何かにつけイベントやパーティが多い

これは旦那さんの会社もそうですが、ハローウィンやクリスマスといった行事にはもちろんパーティが開かれ、その他にもポットラックパーティ(ひとり1品何か持ち寄るパーティ。手作りで自慢の1品とかを持ってくる人が多いです)、○○コンテスト(早食いコンテスト、とか)、チャリティーイベント(手作りのお菓子やアクセサリーなど、$1~などで同僚や近隣の会社の人たちに販売し、売り上げた金額を寄付する)など、これ以外にも色々ですが、本当に何かにつけパーティが多かったです。


一番盛大なのはクリスマスパーティで、みんなドレスアップしてホテルなどの会場で美味しいお料理を食べたりします。


また、新しい商品が出来た時にも、ロゴ入りマグカップ、キャップ、ブランケット、チョコレートなどのアイテムを作ったりもしてました。


誕生日は各部署で小さくですが、ベイビーシャワーやお別れ会などはみんなランチタイムに大きなミーティングルームに集まってランチを食べたりしていました。


・「要らない」「駄目」がはっきりしている

例えば社員を解雇する時なんかも、その日に通達、退職で、翌日から「あれ?あの人は?」ということも多々ありました。

また、risaが勤務していたアメリカ企業は、社内セクハラにもとっても厳しく、2,3時間のワークハラスメントという研修を受けるのも必須になっていました。

ボディタッチ、言葉のセクハラ(年齢を聞いたり、相手が嫌がるニックネームをつけたり、給与の話、など)、また人がいるところでの叱責もアウトでした。

もちろん、仲の良い同僚ならOKな範囲も出てくるのですが、一応ラインとしてはそうなっていました。

なので、部長から怒鳴られている人の姿などは、見たことがありませんでした。


・自分の仕事じゃなければ「NO」と主張することもできる

これはrisaの同僚が実際マネージャーにしていたこと。

彼女は、「これは私の仕事じゃない」と言って、マネージャーに「やりたくない」ということをアピールしていました。

日本だと、忙しいから、臨機応変に違う内容でもヘルプする、というのは当たり前ですよね?

ただ、主張できるのであって、それが必ずしも受け入れてもらえるかは別。

彼女の場合は、主張が通らず、とりあえず誰かできる人がみつかるまでヘルプする、ということになりましたが、それでも不満そうにしていました。笑

でも、扱いにくい人、という印象を与えてしまうのは、変わりないかと思います。


・有給休暇が取りやすい

risaがいた日系、日本の会社は、祝日と重ねて有給は取れない、とか、何かと”有給を取りにくい時期”というものがありました。

旦那さんの会社もそうですが、余程何か大きなイベントや納期が重なっているとかではない限り、けっこういつでも取れます。

また、期間も長い人だと2、3週間有給取っている人もいたりしました。


思いついたことをいくつか書いてみましたが、risaとしては、残業もほとんどなく、定時きっちりに帰れていて、本当にプライベートとの両立がうまくいく完璧な仕事でした。


ワシントンへの引越しを機に、退職せざるを得なかったですが、本当にとてもいい経験になりました。


risa