さて、私がヨシタケシンスケさんの絵本を知ったのは、親友からのプレゼントがきっかけ。
絵本って、ベストセラーやロングセラーが支持されがちで、新規参入が難しいと言われている。
絵本は他の本と違い、買う人と読む人が違う。
親が買って、子供が読む。
昔からのロングセラーの絵本も魅力だが、今の時代を生きる作家の絵本にも出会ってみたい。
そう思っていたときに、親友が贈ってくれたのだ。
以来、ネットでヨシタケさんの書籍をチェックしていたら、こんな読書ノートを見つけてしまったのだ。
私は、ALSにより、字がまっすぐ書けない。
罫線に沿って書けない上に、統一した大きさで文字を書けない。
A4サイズの大きさの紙に書ける文字は20くらい。
それもバラバラだ。
このノートに読書感想文を書いたら良い記録になる。
私はこのノートに収まるように字は書けないけれど、友人に贈ってみたい!
「あるかしら書店」と「あるかしら読書ノート」、これをセットにして数人の友人にプレゼント。
早速、一人の友人は、「あるかしら読書ノート」に読書感想を書き込んでくれているという。
彼女は、お子さんに絵本を読み聞かせしているのだが、
お子さんがどこに笑ったか?どんなコメントを言ったか?を書き込んでいるという。
数十年後、そのお子さんが親になり、自分の子にも同じ絵本を読み聞かせる日が来たならば、
この「あるかしら読書ノート」を開いて欲しい。
そんな過去から未来へのお手紙のような「あるかしら読書ノート」
企画した編集者さんってすごいですね。