なんとかそれらしく走れそうなので、キラウエア火山まで行くことにしました。天気も悪くないことですし。ちょうどヒロから30マイル、車だと45分くらいの距離でちょこっと出かけるにはいい距離です。ただ、ほぼずーっと上り。まぁ、登坂能力を確認するにはいいかもしれません。
前日に積算距離412kmで満タンにしたところなので行って帰ってこれるはずです。ということで14時ころに出発。まずは片側2車線の難関、11号線。朝夕のラッシュ時には鬼気迫る車間とスピードで巡航するハイウェイです。ま、言ってみりゃ日本の高速道路にモンキーを走らせた感じです。そう、ケーサツで「最低速度40マイルは出るようにしなさい」といわれた最低速度以上で走る必要があります。ヒロを南に外れたところで旧道(キラウエア・アベニュー)とハイウェイが合流するところで旧道から気合を入れて全開で合流。日曜日の午後なのでそんなに気合を入れる必要もなかったんですが、念のため。意外と素直に合流しました。巡航速度は55マイルほど。まだほぼ平坦なのでついて行けます。んが、ケアアウの町の入り口に意地悪な上り坂があって明らかに失速。45マイル制限になるのでどうどうと隅っこで45マイル走行。ほとんどの車はパホアの町のほうへ逸れていくので交通量はグーっと減りました。第一関門突破。
ケアアウの町をかすめてカーティスタウンに向かうのですが、このへんから上り坂がきつくなり車線が対向2車線になります。ついにここで路肩走行へ。ずーっと走るのはご法度らしいのですが、速い車に追い越させるためにはOKです。路肩と本線を行ったり来たり。何台抜いていったことか。マウンテン・ビューの村を過ぎるとさらに車の数は減ります。だんだん人家は減ってきて杉並木の坂をヘーコラ上ります。この辺まで来るとキラウエア火山のドテッパラ。プウオオという一番活発な火口に近いのでめちゃくちゃ硫黄くさいです。エンジンに悪そう。そんなことを考えながら、そしてたまに追いついてくる車に本線を譲りながら行くと、右手にHirano Storeがあって、最大勾配の坂を上ります。見事に失速。休日でよかった。追いつく車がなかったので3速で上りきった。またしばらくだらだら上り。左手にAkatsuka Orchidを見ながら進むと下り坂(に見える)と上り坂。いい加減冷えてきました。この辺でだいたい標高1,000mほど。そら寒いです。半袖で来てしまいました。反省。
ボルケーノ村の看板を過ぎると右手に Hawaii Volcanoes National Park の看板が出てきます。
ここでぱちり。んで、ちょっと気になったのでおもむろに車載工具のプラグレンチを取り出し、スパークプラグのやけ具合を確認。…白いがな。なんで?標高の高いところに来たのに?む~…と考えながらも、寒いので用意しておいたコーヒーをぐびっと。考えてもわからないのでとりあえず持ってきた合羽の上だけ着て出発。しばらく行くと国立公園のゲートがありますが、有料($10)ですし、エンジンも怪しいので、とりあえずは道路上にあるキラウエア火山最高地点へ。
はいここです。そっけないです。「クレスト」と書いてはありますが、「キラウエアの」とは一言も書いてません。ん?と言うことは「ただの峠」ということ?まぁ、いいです。またこんど、公園の中に侵入してみたいと思います。
ここでヒロから29マイルほどです。この先に30マイルマーカーがあって、そのすぐ後の三叉路を右に入ると行きつけのボルケーノのゴルフ場があります。そこまで行ってもよかったんですが、雲行きが怪しいのとエンジンが…。ここで引き返しました。ここからの戻りはほぼ下りばかりなので、ちょっと気が楽です。でもエンジンが…。とかなんとか考えながら下っていくと、雨に。今になってフルフェイスでないことを悔やみましたよ、顔が痛いから。まぁ、クチの周りだけですけどね。イタイイタイと嘆きながら走っていると、結構バイクとすれ違います。いいねぇ、と思っていたらすれ違いざまに手を出して挨拶してくれる!な~んかすごい久しぶりにピースサインを交わしましたよ。5~6台ほどすれ違いましたけど、半分以上は挨拶してくれました。今度からはこっちから挨拶しよっと。
帰りにいつものガソリンスタンドに行ってマンタ~ン。0.762ガロンで$2.61。距離計の読みが537kmだったので537-412=125km、0.762ガロンは2.88リットル。125km÷2.88リットル=43.4km/リットルでした。やっぱり街中を走るより燃費はいいですねぇ。これをベースに、島一周をするときの燃料補給計画を練ることにしましょう。
さて、いつになることやら。
それから、プラグが白く焼けてた理由はまたこんど。
本日の積算距離:554km ←最近晴れてるので、毎日通勤に使ってます。そろそろ、1回目のオイル交換をしますかね。