豊かな胸の女性がいたら

眼球が勝手にその膨らみにフォーカスする。

これは巨乳好きとか嫌いとか全く関係なく

本当に自分ではどうしようもできない

オスとしての生物学的な反応である。


すると横を歩く妻がチクリとささやいた。

「ああいうの好きでしょ。

 私よりあっちの方がいいんじゃない?」


ただのおふざけのように話しているが、

ここで返答を間違えると

実は後々ややこしくなる。


「じゃあ、君は向こうの

 スラッとしたイケメンはどう?

 誘われたら付いて行く?」


そんな時、私はすかさず質問返しをする。

今までの経験上これが最も無難な

トラブル回避策だ。


そしてあわよくばその流れを利用して

「寝取られ」の話に持っていければ

願ったり叶ったりなのだが、

それが思うように上手くできないので

こうしてブログにコソコソと書いて

自責の念を成仏させているのである。