あの世に聞いた、この世の仕組み/雲 黒斎
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 実はあの大震災があった3月11日以来、意味のある偶然、シンクロニシティが自分の生活に多発している。


 3月11日の地震や津波や原発事故等の惨劇をテレビの映像を見て、悲惨な情報を知るたびに自分は鬱状態と言える程精神状態は落ち込んでいた。たぶん、日本国民のほとんどの人々が多少に係わらずそんな精神状態だったのではないかと予想される。

 出来る限りの募金をしてみたりしたが、震災から一週間程は「こんな世の中酒でも飲んで酔っ払ってないとやってられないよ」と酒に溺れていた。そして自問自答を繰り返していた。「なぜこんな悲惨な事が起こるのか?この大震災に意味はあるのか?」

 やがて、今となっては具体的にはいつごろかとは憶えていないけれど、頭の中に色んなメッセージ、直感が入ってきた。例えば、


 「今○○にこんな事をメールしろ」

 「ブログにこんな事を書け」

 「今○○に行き○○を歩け」

 「このビルの何階かにおまえにとって大事なモノがあるから行け」

 「レコードプレイヤーが見つかったから、プリメインアンプを探しに行け」

 「マンガ倉庫というリサイクル店にプリメインアンプを探しに行け、無かったら、そこでギターを見てみろ」

 「ジミ・ヘンの写真が貼られ、試奏OKというコピーが目に入ったら、どのギターでもいいから思いのままに弾け」そこで思いのままにエレキギターをアンプやエフェクターに繋いで弾いていたら、沖縄でもトップギタリストの方と初対面し、仲良くなり、その繋がりで音信不通だった昔から知り合いのミュージシャンとも再会できてしまう。


 その他数え切れないほどのメッセージ、直感が頭に入り、多数のシンクロニシティを体験してこの一ヶ月程は驚きの連続で、楽しくてしょうがないし、また、ニュースやテレビドラマ等を観ていても感情移入してしまい、悲しかったり、感動したりして一日に三回は泣いてしまうほど喜怒哀楽が激しくなってしまっている。


 さて、前置きが長くなってしまったけれど、一昨日、毎日見ている携帯電話のi ch(アイチャンネル。よく当たる気がする)の占いのコーナーで「書店に行けば仕事運アップ」とかなんとか書かれているので、「またなんか面白い事が起こるのかな?」という好奇心から、献血した後書店に行ってみた。

 そこで目に付いたのがこの「あの世に聞いた、この世の仕組み 雲 黒斎」だった。気になって立ち読みすると、まるで自分と同じ体験がこの本には書かれていた。とても共感できたし、このような出来事についてもっと知りたいと思い購入して読んだ。これがとても読みやすくてとても面白い。気になる方はまずは立ち読みからでも良いと思いますよ。


 そして、この本を読んでわかったのですが、最初は書籍ではなく、雲 黒斎さんはブログでこの体験を発表されていたのも知りました。こちらも事細かでとても面白い。何より、コール・アンド・レスポンス出来るのがブログの利点。

 

あの世に聞いた、この世の仕組み


 この世はコール・アンド・レスポンス。


 見える全て、聴こえる全て、感じる全てに対して、神からの呼びかけに対して、自分はどう応えるか?、どう反応するのか?自由を与えられた人間、人類は、自分は、どう答えてどう行動するのか?試されているのだと思います。


 ちなみに、大震災があった3月11日は自分の誕生日。これにシンクロニシティを感じてしまうのは、自分の考えすぎ、思い違いなのでしょうかね?