潤side




潤「翔くんおはよ。ニノは?」

翔「おはよ。…あれ?どっかに居るはず。」





…そうなのか。まだ一緒にいたんだ?
なんとなく、ニノはリーダーなのかなって
思ってたら、意外と翔くんなのかな。





翔「松潤…?」

潤「…なに?」

翔「…いや、なんでもない。」




何が聞きたいのかな。
翔くんも、やっぱ気になるんだ?
クスッと笑いが漏れた。




潤「みんなで、カウントダウン見てたよ。」

翔「うそ?! 飛んだ?」

潤「翔くんいないから、飛んでない。」

翔「いいのに。…じゃあ…何してたの?」

潤「一緒にテレビ見てカウントダウンしたよ。」

翔「ん、まぁ…そうだよね。うん。」




翔くんの聞きたいことはそんなことじゃなくて
きっと、俺らがどうしてたか。
それが気になるだけなんだろうけど。

誰と?もしかして3人で?なんて
頭がぐるぐるしてんだろうか。




潤「翔くん…。俺、ニノ好きだから。」

翔「…おう。」




そう宣戦布告しておこうと
思っただけだったんだけど。




翔「…俺も、思った以上にニノが好き。」




そう告げられる。
何も言い返せなくて、ただ、黙った。




潤「翔くんに相談しなきゃ良かったなぁ…」

翔「ふはっ。遅いよ、もう。」



ガチャって、ドアが開くと
ニノとリーダーが手をつないで入ってきた。




和「あ、潤くんおはよ。」

潤「おはよ…」

和「この人さぁ、俺の行く道行く道邪魔すんのよ」

智「だって同じ方向行くじゃん!」


…あぁ。
この2人はそっち系じゃなくても
ベタベタしてんだっけ。



そういや、相葉くんとだって割と…




あぁ、前途多難だな。



そう思って翔くんの方を向くと
丁度翔くんもこちらを見て、目が合った…。




うん、今は…仕方ないのかな。




ふふって2人で笑い始めると
リーダーとニノが不思議そうにコッチを見てた。







~おしまい~