D600でドール撮影してみて思うこと

諸般の事情でＤ600の使用感の記事を削除したしまったので、書き直します。

Ｄ600を使い始めてほぼほぼ三年目になります。購入前に使用していたＮＥＸ-7にはおおよそ満足していたのですが、個人的にはしたいけど機能的にできないこともあったので、思い切って購入してしまいました。たまたまマップカメラでｄ600＋24.-70ｍｍｆ2.8格安セットに飛びついたと～今も昔も刹那主義です。

下記が今の装備品。キヤノン→ＳＯＮＹ→ニコンとマウントを彷徨ってるので、その後諸々揃えました。なかなかのどでかい出費でしたが、自分的な満足度は高く、しばらく現役で問題なしな感じです。

カメラ本体はＤ600。初期のフィルター汚れトラブルの該当機で、対策のため工場送りになりましたが、今は絶好調。たまにニコンプラザにフィルター清掃に行けばＯＫ～しかも無料という特別扱いｗ

フルサイズ機としては小型軽量で機能も全部入り感があります。ドール撮り＝縦撮りが多いのでバッテリーパックを追加してます。図体はデカいですが、ハンドリングはしやすいですし、ブレも防げます。

グリップ感じは私のように手が小っちゃくても困ることはありません。

基本性能はフルサイズセンサー2400万画素と必要にして十分。これ以上大きくなってもデータがデカくてＰＣで処理できなかったり、ハードディスク馬鹿食いしますんで。

ニコンのナチュラルな色味は期待通りでした。ホワイトバランスもかなり正確な方だと思います。流石、センサーサイズが大きいだけに諧調や発色よく色データ情報がたんまり記録されているので後から現像するのが楽ですし、多少難がある画像でも補正しやすいです。

フルサイズのメリットで良く言われるのは、高感度性能の高さ。これは本当で、常用～1600までノイズレスで画像が破たんしにくいです。ISO3200くらいまでは十分耐えられます。夜景や室内など光量が少ない場所では本領発揮してくれます。これだけでも表現の幅が違ってきます。

機能はとにかく豊富で、痒いところに手が届くというか、使用者のやりたいと思えることが一通りできる仕様になってます。私には使う機能より使わない機能のほうが多いorz・・・流石は普及機とはいえ本格派ｗ

操作感はボタン操作で基本設定を１アクションで変えられるのは便利だな～と。ファインダーを覗いての撮影に集中できます。

ファインダーも覗いた感じは明るく、視野率100％ですし、とても見やすいです。ミラーレスのようなアングル自由度や便利さはありませんが、いかにも”撮影してる”って感じがします。車のマニュアルとオートマの違いみたいな感じです。

フルサイズとしては普及機ながら高画質で多機能で万能性もあるというコストパフォーマンスが高さ。

例のフィルター汚れの件が無ければ。。。。不遇の名欠陥機というイメージでしょうか。

レンズですが

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

の３本。

24-70ｍｍは標準ズームの万能選手。お値段がお値段だっただけに、ぼかしても絞ってもうまい感じに撮れてくれます。レンズがたくさん詰まってるのか？デカくて重いのが難点で、室内でのドール撮影専用になってます。おいおい。

35ｍｍはスナップ撮りで好みの画角～風景から人物からドールまで使える万能選手です。小型軽量なのでＤ600と合わせても、外出の時大きな負担にならないのが最高です。

105ｍｍは中望遠のマクロレンズで、フィギュアや1/6ドール、物撮りには必須です。解像度が高く、緻密でカリッとした画が撮れます。開放でドールを撮るとポートレート風になります。手振れ補正機能があるので、暗所でシャッター速度が多少遅くくても、ピントがばっちり合う素晴らしさです。

ニコンＦＸ機はＤＸクロップモードがありますので、この３本あれば24ｍｍ-150ｍｍくらいの画角がカバーできます。室内でドール撮るには十分かなと。

外付けフラッシュはスピードライトＳＢ-700を２個

ニコン機は内蔵フラッシュで外付けフラッシュの制御ができるところが素晴らしい！気軽に多灯撮影が楽しめるわけです。ホワイトバランスや調光もほとんどお任せで大丈夫。

ニコンのフラッシュは凄いと聞いてましたがこれは本当でしたｗ

部屋撮りメインの私には必須アイテムです。

隠れた必須アイテムの内蔵フラッシュ用赤外パネル SG-3IRです。多灯撮影はしたいが、内蔵フラッシュは光らせず、外付けフラッシュだけ光らせたい場合に使います。内蔵フラッシュの灯りは残して、赤外線だけ通してくれる優れもの。こんなものまで純正で用意しているニコンくらいじゃないでしょうか？