月末になると、上京して◯ヵ月経ったなと思う。2月末に札幌から上京した私。
早いもので9ヵ月東京にいるらしい。
ブログのタイトルを決めるときに何が相応しいかを考えていた。
東京で生活することや、芸能活動する上で初めて知ることや初めて味わう感覚だらけで、いちいち絶望している自分がいた。
また単純に「カフカの東京絶望日記」という私の好きな作家カフカをモチーフにしたドラマが放送中だったので、拝借した。
(大事なことなのでもう一度言う。拝借。)
なので「乙杉和平の東京絶望日記」というタイトルに決まったという経緯がある。
去年の自分なら「乙杉和平の札幌自惚れ日記」というタイトルをつけていたであろう。
去年まで札幌で芸能活動をしていた私、乙杉和平。
なぜ33歳で上京したのか。皆様、不思議でしょうがないであろう。
去年北海道が舞台のドラマや映画が例年より多ったように思える。
そんな中でも乙杉にとって忘れられない作品が二つある。
「チャンネルはそのまま!」
というドラマと
「こんな夜更けにバナナかよ」
という映画である。
今でも不思議だなと思うが、乙杉はもちろんエキストラ参加。なのに、二作品続けてたまたま「キャスト周り」というキャストさんに近いところに配置されるのである。(本作品を見てほしい!)
大泉洋さん、高畑充希さん、そして芳根京子さんが間近でお芝居をしているのを見て、
「自分もこの中に入りたい!」
乙杉、ものすごい衝動にかられるわけである。
その「たまたま」が続いて「自惚れ」があって、今こうして上京して、東京で芸能活動をしているのだから、「札幌自惚れ日記」の内容も大したものだと回顧する。
いつか「東京絶望日記」も大したものだと回顧するときがきたらいいなと思う。