管轄の警察署から
地元の葬儀場まで

およそ30分。



パパと一緒に
お義母さんに同乗してもらった。



私と、
お兄さんたちは
それぞれの車でついていく。




最後のドライブになってしまったね。



お義母さんがつぶやく。




パパ、
逝ってしまったこと
後悔してる?

それとも

苦しみから解放されて
ホッとしてる?



そんなことを考えながら
後ろからついていった。




パパのお友達にも連絡しなきゃ。
葬儀までに
パパだって
会いたい人
たくさんいるよね。


一人でやらなくちゃいけないことが
たくさんありすぎて


このころから
左耳に違和感。
聞こえ方がおかしい。



子供たちも
パパと対面。



長男は涙で目を真っ赤に腫らし
二男は至って冷静。
に見える。



発達障害の二男は
言葉や感情を表に出すのが苦手。




衝撃的すぎて
固まっていた 
というのが
正しいのかもしれない。