キングスバリー ビクトリアンバット・ジン 47度 のご紹介です。







ロンドン・ドライの概念を覆した商品として、プロフェッショナルなお客様に絶大な人気を誇るのが、キングスバリー社からリリースされているビクトリアンバット・ジンです。
その最大の特徴は、通常市販されているジンの2倍以上ものジュニパーを用いて作る「ダブル・ジュニパー製法」と、樽で熟成されるために色づく「琥珀色」にあります。
現在のジンはシトラスフレーバーが主流ですが、このジンは強烈なジュニパーとスパイシーな香りが特徴的で、ビターかつドライな個性が際立っています。
19世紀ビクトリア朝の当時、ビクトリアンバットをはじめ、ジンは、樽に詰められ船で世界中に運ばれていました。
そのためドライな味わいの中に柔らかさが感じられますが、ビクトリアンバットは樽香は付いていないため、カクテルの香りを壊すことはありません。
ロンドンで蒸留されなくても、法律的には「ロンドン・ドライ」を名乗ることができます。
しかしビクトリアンバットは、正真正銘ロンドンで蒸留された本物の「ロンドン・ドライ」。
そしてこのビクトリアンバットなら、キニーネが入っていない日本のトニックウォーターでも、本場英国のジントニックを再現できます。
ジンが心の底から本当にお好きな方には、和牛BARではこのビクトリアンバットをおすすめしています。

キングスバリー社

キングスバリー社はスコットランドのアバディーン市を拠点にしているボトラーです。シングルカスクと向き合ってきた経験とノウハウを生かしたユニークな商品をいくつか発表しており、当ジンは今や同社の代表的な商品に成長しました。
ジンが流行した19世紀ビクトリア朝当時の保存方法を復活させ、あえて樽で熟成させることによって、ニュートラルなジンが多い中、ひときわ骨太な昔のスタイルのジンを作り出しました。
スコッチウイスキーの空き樽を使用し、熟成の進み具合を注意深く観察しながら、12週間から長いときは26週間ほど熟成をかけます。使用されているボタニカルは主にヨーロッパ産のもの(ジュニパーベリーはクロアチアかハンガリー産)が使用されますが、原料によっては北アフリカから運ばれてくるものもあります。
当時のオリジナルなジントニックの味わいを感じることができる、まさに温故知新なジンといえるでしょう。