イナダが丸々一尾、安く売っていました。
イナダはブリの子どもの姿です
(関西ではハマチ)。
ブリは成長につれて名前が変わる出世魚、
子どもとはいえ、40センチほどある大きな魚。
一度に食べきれません。

日本にはお魚を保存するための工夫として、
味噌漬けがあります。



味噌漬けの歴史は平安時代からだそう。

有名なのは西京味噌漬け。
塩分が少なめの白味噌(西京味噌)に漬け込んだものは魚の色も見栄え良い。

もちろん、仙台味噌漬けのような、褐色に漬け込んだものも風味豊かで美味しいです。
西京味噌を紹介しておきながら、
本当は赤味噌で漬けたものが好き 笑

味噌漬けは保存や、魚に味をつけるだけでなく、
臭み消しにもなります。



今回は自家製の西京味噌で漬け込みました。
味噌を、みりんでのばします。

お好みで砂糖、醤油(塩麹、醤油麹)、昆布茶(顆粒だし)、酒粕など入れても。
味噌漬けの味噌との合わせ技のおススメは、
昆布茶と酒粕!

あ、
もし市販の西京味噌を使うときは、
裏面を見ると、
水飴が入っている物が多いので、
みりんではなく、お酒でのばしても良いかも。


みりんは、保存性が増すだけでなく、
身を引き締めて、魚の身が崩れにくくなります。
照りも出るので、焼き上がりが綺麗に。

使うみりんは、
みりん風
ではなく、
本みりん 
を、使ってくださいね。


混ぜると、味噌床の出来上がり。

みりんの目安は適量です。
レシピにならないと言われそうですが、
ぺろんと味見して適当に決めちゃってます。

アバウトでも実験、成果になるのが、
和の保存食のよいところです。
(かなりこじ付け?)

台所はまさに化学!


本当はラップで包んで、
ピッタリさせるのが良いですが、
今回、手抜きで容器に直接です。

魚をペーパーに包んでから漬けるやり方もありますが、
私は直漬けです。



冷蔵庫で1〜2日漬けこみます。

手でぬぐって、
フライパンやグリルで弱火で焼いてね。





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