イランの核開発ですが、ウランの濃縮活動を続けています。現在。20%の濃縮、アイソトープにも利用でき、平和利用の限界値です。イスラエルはイランの核開発は自国の存亡に関わるものとして、来年夏にはイランの核開発は最終段階に立っている、と警告しています、イスラエルのイラン核開発施設への爆撃、予定されていましたね。核開発疑惑への爆撃はフセイン・イラクに対してもありましたが、イランへの爆撃には米軍の給油機の協力を必要とします。アメリカ主導で欧州他の協力を得ての、イランへの経済制裁、生活必需品、食料品など打撃を得います。これは反米国家ベネズエラも同様ですが、原油の精製能力がおぼつかず、ガソリンなどの国内使用の石油製品が不足してます。一時はレアル暴落四分の一、ホルムズ湾封鎖の恫喝と対抗措置の鬩ぎ合いもありました。この窮状は如何ともし難い。来年六月には大統領選があります。経済制裁の継続・強化がこの宗教国家を揺るがす性質のものかは何とも言えませんが、対欧米融和策を採る野党が存し得ない以上、出来る事の限界ですか。