中国科学院の発表によりますと、今年の中国のGDPは十三年振りの8%割れ、7.7%となる事が見込まれています。前年比1.6%の下落。ただそれでも今年の七月から九月までの第三四半期で底打ちで、来年は8.2%となる事が見込まれています。先日は金融追加緩和措置が伝わって、六月点長期低落傾向の上海株の高騰を受けて、日経平均も跳ね上がり、今日も寄り付き段階でその勢いが続いています。中国経済はGDP8%保持が課題です。過剰設備に過剰労働人口、胡錦体制時点でそうだったのですが、安定した社会と公平な分配が習近平体制にとって大き課題なっています。これがどこまで可能かどうか以前に高い成長率が中国経済、社会の安定を護るためには不可欠であると言う事実、これはより重要ですね。