これ、もう発射準備完了になりますでしょうか。国連、EU、アメリカ、中国なんぞ何を警告しようが聴きはしない。金正恩体制下の大きな花火、先回は見事に失敗しました。ただその時は国内にもその事実を公表し、失敗もやむなし、という「世論」を披露しています。さて。今回はどうなのか。今回は国際社会に発射に向けての通告はしていません。成功って、人工衛星としての周遊軌道に載せる事なんですから、発射方向は成功を期するのなら偏西風に載せて東へとなる筈です。まあ長距離弾道ミサイルとしての威嚇が主要目的ですけど。ただ、既にこの発射は分かっている事が自明です。韓国大統領選、日本の総選挙、その選挙期間を狙った花火です。この発射で対北強硬派が選挙で力を得る事は確かですね。朴大統領、安倍総理実現に余計に近づきます。ミサイル迎撃体制は既に整っている旨、森本防衛相も表明しています。まあ最終的に太平洋に落下した際の自衛隊の哨戒システムの不手際への汚名返上の機会となりますでしょうか。まあ日本では国防軍創設に向けての世論の方が余計に勢いつく事の方がありでしょうけど。ただ、強請大国、もとい強勢大国としての沽券の問題ですかね。北の主要輸出品である軍事物資、製品の種類は違いますけど、韓国と競合できますか?