日中関係はお互いがお互いの経済関係を支えています。グローバルサプライチエーン、一連托生です。物流・資本・金融、国境なき時代の国境。国益を護ると言う事が問われています。どこまで全体から個々の現実を捉えるかにあります。まあ領土問題自体はその直接の経済効果よりも、ナショナリズムによる自国の不満を転化していく性質がありますが、その事が却って経済関係の更なる膠着に結びついています。双方の納得する解決方法など望み得ないなら先延ばししかないと言う事がありますね。ただこの先延ばし、中国の国力の増大と日本の相対的地位の低下の元に行われて来ました。その怠慢は問われるべきです。