http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120530/k10015469231000.html

これ、儀式ですね。これが予定通り、決裂すれば野田さんは正々堂々と小沢さんを切れます。そしてこれは自民協力による消費税増税法案協力成立の必要条件を確保した事になります。ただまだ自民さんはいろいろ要求は突きつけてはいます。可決成立後の解散も含めてです。これができなければ、谷垣さんの総裁再選はありません。逆に野田さんの代表再選の目が出てきます。流石に解散は野田さんは飲めません。小沢さんとしては解散なしでの消費税増税法案否決といわないまでの棚晒しの侭での代表選望んでいます。ただ、この場合、以降の国会運営までは判りません。参院過半数確保は小沢(傀儡)民主党政権にとっても課題です。そもそもその政権を助ける政党など望めない所に問題があります。ただ、自民=民主大連携となれば、第三極が間違いなく政治勢力として具現します。法人税減税・消費税増税のギリシャの旧与党連合と似たようなものですね。ただ、ギリシャと日本の相違点、大き過ぎます。デフレと通貨高に悩む世界最大の債権国、同様の解決策の訳がないですね。内需主導型経済で資本財中心の輸出構造、この条件下での経済成長、これが描けてこその今後があります。少なくとも既存のこの体勢では期待できない、戦後日本の経済成長は官僚主導ではなかったという研究かありますけど(そもそも自動車の国産化など官庁は眼中にありませんでした)、もうこれ、野田さん、大連携に踏み切っていいんじゃないですか?