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判定:★★★☆☆(白星)
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素敵な記事です原発全停止について思うことブログネタ:原発全停止について思うこと 参加中

さてこの五月に全面停止となった原発です。今の政権は原発再稼動に向けて奔走しています。安全性を求める専門家や官僚に対して仙谷官房副長官は「左翼のような事を言うな」と叱ったそうです。原発は必要かどうか、これは特に関西電力管内で、まず関西電力の推算があり、それを受けての政府推算があり、それに基づく「第三者」委員会の報告がありました。最大15%不足。しかし民間による推算で揚力発電や他電力会社からの融通分等があり、更に節電努力もあって、関西電力自身が最大5%不足と改めました。政府や「第三者」委員会の推算は何だったのでしょうか。大飯原発再稼動は地元福井では合意を得ています。原発再稼動により大量の補助金が出るんですね。元々原発誘致が過疎対策として行われましたから。ですが滋賀や京都、大阪は原発再稼動に慎重です。当初あったはずの安全基準が一部しか満たされていないんですね。目下、未だに原発再稼動には至っていません。欧州諸国では原発削減や廃止、再設立拒否などが相次いでいます。他方、新興諸国では原発新設が中国からサウジアラビアまで相次いでいます。原発関連の日本企業は必死に売り込みを謀っています。ただ日本は活断層の巣で被災が懸念されまず。地盤の強固な国や地域と同列には扱えません。確かに日本の原発は安全管理技術を高めて行きましたが、それでもその肝腎の安全性を犠牲にしても再稼動を進めるのは無理ですね。この横車が治らない限り、原発再稼動は無理です。代替の火力発電の燃料価格の高騰が懸念されていますが、天然ガスの国際価格は暴落しています。しかし日本の輸入価格は高額です。アメリカの八倍と言われています。何故か。これは各電力会社が長期契約で価格水準を原油価格と連動させているんですね。イラン情勢が緊迫する中、これでは高額です。安くて大量の安全で安定的な電力供給を行えるのが原発とはもはや言えません。原発再稼動、それでも行いますか?