http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120315/k10013739681000.html
ここのところ、急激に進んでいるのが円安ドル高です。アメリカ自身の景気回復期待が膨らんでいる事からの株高とドル高、それでも中韓などと価格競争力で競合すると言う事からすれば、また大手を除いてた輸出企業の採算点を思えば、円高という事になりましょうか。またこれだけ景気回復期待がアメリカ国内に膨らんでしまった以上、改めてQE3が必要であるとは言えません。故に円安基調が進みますね。日銀がまた新たに金融緩和措置を採る必要もなくなっています。円安による輸出増加の模様眺めですね。ただ、これで主にドルベースで行われている輸入品価格、原燃料価格の高騰が既に現実のものになっています。その意味で、消費者物価が下落するデフレ状態からの脱却も期待できます。名目成長率が4%あれば、財政再建策も目処が立って来ます。尤もこの円安だけで解決する問題ではないのですけど、円安こそ必要条件である事は疑いを入れません。
調整インフレ策、このままなら成功しますけど、どうでしょうか。