http://sankei.jp.msn.com/world/news/110319/mds11031922520007-n1.htm
愈愈、リビア情勢も佳境に入って来ました。英仏軍が中心と言う事です。英国軍はどこに? と言う疑問はそもそもイギリスがリビアと軍事協定を結び、SATによる訓練や武器売却を積極的に行ったことによります。まあ、EUが全体として、そして一部アラブ諸国も加わります。親米国家であろう事はう疑いを入れません。そもそも王政打倒により成立したカダフィ政権です。王政を踏み躙る共和制国家は許せないのは無理からぬところです。何よりも中東の政治的安定こそが彼らの望むところである事は言うまでもない事です。
リビアの産油地域は反カダフィ政権が支配する東部に傾いています。そこをカダフィ政権は爆撃する、この事は投機筋はともかく、先進諸国の産業界にとっては憂慮すべき事ですね。これは自由の名の下にですが、先進国の経済的自由のためですね。反カダフィ政権の弱点は制空権の乏しい事でしたが、これで事態も好転します。
新政府に対して、恩を売る事が出来るという事は支配できるという事です。良かったですね。皆さん。