http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110131/t10013752061000.html

さて、民主党の現執行部の策士・仙谷前長官が仕掛けた強制起訴、終に行われました。検察審査会での二度の起訴相当処分の結果です。でもこの検察審査会自体については殆ど判っていません。審査会の構成員の平均年齢が20代で他の検察審査会に比べても異様に若い。何しろ日本人の全平均年齢ですら40代なんですが、平均年齢が20代、しかもこの決議が民主党代表選の当日、投票を前にしてです。小沢氏が候補者であった以上、これは投票と同じですね。

これで、小沢氏の政治活動は縛られる事になりました。この強制起訴が決まった例は4例目なんですが、過去いずれも裁判は開かれていません。そもそも公判をどこまで維持する事ができるのかは判りません。ただ、民主党執行部、野党は離党や議員辞職を求めています。過去、地検特捜部による逮捕、起訴は辞職や離党を意味したのですが、さて、強制起訴の性格や位置付けはどうなのか。まあ、同等に扱いたいのがその意向なのですけど、当人にはその意思はありません。離党・除名や議員辞職は障壁があるのですが、どうしますかね。