http://japanese.cri.cn/881/2011/01/25/162s170023.htm  幾ら公的債務が対GDP1.8倍とは言っても、日本の対外債権残高は世界一です。余裕資金は国内に溢れています。ただ、日本国債の利回りは正に視力検査の世界ですね。この度、日本国債の大量償還が成されましたが、自動的に買い換えるかどうかは別の問題です。少なくとも、年利率が1%でも競争に参戦できるというのはありますね。円建てなのか人民元建てなのかはこの記事では分かりません。昨年に関する限り、人民元は円より安価で推移しています。人民元の通貨防衛策による評価ですね。問題となるのは、両国の成長率の問題よりも、物価上昇率です。三年単位となるとまだ日本ではデフレが進行している可能性が充分ありますね。中国は財政支出の赤字により景気を支えています。その国債消化は自国だけで可能なのか。九割以上内国債の日本国債にしても外貨建ての国債を発行していますね。外貨建ての国債はリスクの分散になります。まあ、超低金利の日本だからこそ、この1%の年利でも充分に打って出る価値がありましょう。ただ、この国債については抽選制での受付です。IPOですら儲かる保証など望めない時代になりましたが、まあ、安定資産の運用先として一定の意味があるのでしょうか。