NHKスペシャル【「ローマ帝国(3)最果ての兵士たち」ローマ軍の機密文書▽脱走兵▽帝国滅亡の謎】の再放送を観た。

大量に見つかった木片に機密文書が残っていたそうで、色々な謎が解き明かされてきたという。

考古学&歴史的検知ももちろんだが、別視点で興味深かったのは"ローマ帝国軍の兵士たちが装備や生活レベル、扱いなど破格の待遇を受けていたことで、最高の軍隊に所属することに自信と誇りを持っていた"という点。

"仕事"に対するプライドは"戦士"の大事な要素だと思う。

もちろん戦争うんぬんの話じゃなくて、現代の企業に置き換えて考えた話。

そのプライドの"持ちよう"は"戦士"たるスタッフが元々持っている気質にも拠るだろうけど、"会社"もそれだけのツールを与えてこその"持ちよう"だろうと、それが"戦士"を更に成長させ、自身の為、そして"会社"の為にもなるんだと思う。

自分の仕事にはもちろん、所属する会社や集団に誇りを持って気持ちよく働いている人、素敵だよね。

そしてそういう会社というフィールドを与えられる社長さんも素敵だと思う。

もちろん、綺麗ごとでは済まない部分や拠所ない事情があるのは解る。

フィールドが大きくなればなるほど、どうにもならない矛盾も出てくる。

ローマ帝国軍の崇高な誇りも、独身でなきゃいけないっていう厳しい規律への違反とか、いろんな歪が生じて綻び、結局は衰退、帝国は滅亡しちゃったんだけどね…。

それでも、仕事の内容はどんなんでもいいから、ただ、イヤイヤ働くヤツは勝手ながら私のモノサシではBOOだ。

いろんな事情やめぐり合わせでその仕事について、それが夢半ばの「やりたいこと」じゃないにしても、今、そこに居て携わっているのは自分なんだから「文句言っての投げやり仕事」は止めてほしいんだな。

そしてそんなん見かねてても辞められたら人手不足で困るからで、見て見ぬ振り、後生大事に囲ってる社長さんもBOOだ。

しかし…卵とニワトリ…どっちがどうなんだろうね?

良い会社には良いスタッフが集まる。それはそうだ。

じゃぁ悪い会社を良くするにはどうする?

私は今まではスタッフ側の意識改革こそ重要と思ってたところが強かった。

そんなにイヤなら辞めりゃぁいいじゃん?飲んで愚痴ばっか言う仲間に、私はつい言っちゃってた。

だって女の子の愚痴ならまぁ可愛いもんだと思えても、野郎の愚痴なんて落ちてても拾わない代物でしょ。

「やりたい仕事じゃなくてもやりたいことできるまでとか見つかるまでとかやらなきゃいけなくて、でも自分で選んでやってんだろ?じゃぁ文句言う前に一生懸命やれ。」って。

私の周りにはそうやってぶっ飛ばされちゃった可哀想な男の子達がいっぱいだった。

でも番組内のひと言を聞いてほぉなるほど…てことは、やっぱり元から変わらなきゃダメなのかもな、と思った。

まず「さぁいらっしゃい、これだけ用意するから存分に力を発揮して気持ちよく働いてくれたまへ」があってこそなのかなぁって。

スタッフもそこに入って仕事したけりゃ、それなりに見合う努力をするでしょう、ってことなんだろうなと。

うーん、そんな経営者になれたら。いいね。