〝子宮を包みこみ柔らかく優しく子宮を抱っこしてあげて〟
という言葉に戸惑う。
子宮を包み込む…子宮を抱っこ…。
子宮…子宮…
この時、私が浮かんだのは
臓器まんまの子宮。
当時、少し前に母が子宮筋腫で
子宮を全摘していた。
そして、医師からの術後説明時に
摘出した子宮を見せてもらった。
生々しい臓器であるそのまんまの
ザ・子宮を…。
今、思うと術後に摘出した臓器を
家族に見せるのは普通の流れなのかな?
この時の記憶曖昧な部分がありますが衝撃的でした。
私はオペ看ではないものの看護師していたので平気でしたが隣の父は摘出された子宮を見て固まってました。
なので、子宮と言われるとどうしても
その時の子宮を思い出してしまう。
そのことは講師の方には伝えず、
冷静に気を取り直して
なんとな〜く優しい光に包まれた
まあるいかたちをイメージしてみた。
優しい光に包まれた子宮。
そうして、ゆっくりゆっくり呼吸を
するように伝えられた。