この間、みぞおちから背中にかけて突然激痛が走ったのが、先月最後の金曜日の出来事。

その後は、鋭い痛みはなくなったものの、重苦しい鈍痛が続き、土日を挟んで月曜日に病院へ行ったところ、胆石が原因の胆嚢炎(たんのうえん)と、それに伴う腹膜炎と診断され、その場で即入院となりました。

 

入院した日から3日間は絶食、水は1日500mlと制限され、24時間点滴の状態でした。

絶食してても痛みのせいで食欲はほぼありません。のどは渇くけど。

そして入院5日目にして痛みもほぼなくなり、胆嚢炎も治まってきて、退院になりました。

 

入院していたのが月~金曜日で、退院して1日目の土曜日。

その夜にまたあの激痛が襲いました。この時の痛みが過去最高。

みぞおちから背中にかけてクソデカい針でも貫通してんじゃないか、と思うような痛み。

 

手足は冷たくなり、気も遠くなるほどで、とてもじゃないけど我慢できる痛みではなかったので、入院していたところとは別の大きめの病院の救急外来に駆け込みました。

が、着いた時には痛みは治まっているという…。いわゆる胆石発作というやつです。

なのでその日は家に帰って、月曜日に詳しい検査をすることになりました。

 

日曜を挟んで月曜日。

朝から鈍痛が続き、冷や汗が止まらず、歩くのも辛いような状態で病院に行きました。

そしてまず血液検査を受けたところ、黄疸の反応があり、やはり即入院。結膜(白目の部分)や大腿部が黄色くなっていました。やべえ。

さらに詳しい検査をしたところ、胆嚢から出ている胆管という部分に胆石が詰まっている状態(胆管閉塞)で、翌日にその胆石を除去する内科的手術をすることになりました。

 

その手術は、まず胃カメラのようなものを口から十二指腸(胃の出口辺り)まで通し、そこにある乳頭という胆管と十二指腸の繋ぎ目の部分を切開、胆石を引っ張り出すというものでした。

手術自体は軽めの麻酔で寝ている間に終わるので、術中の痛みや苦痛は全くありません。

そして手術は、合併症もなく無事終了し、術後の痛みもほぼなく、あんなに痛かった鈍痛もゼロの状態になりました。

しかしながら、胆嚢の中にはまだ胆石は残っていて、いつまた胆管に胆石が落ちるか分からない状態、と言われました。

なので、最終的には胆嚢を取るしか根治の方法はないとのことでした。

 

とりあえず胆管閉塞は手術によってなくなり、黄疸の反応もほぼなくなったので2週間弱の入院生活が終了。

合計3週間弱の入院生活で、絶食期間もあったので5キロ以上痩せました。なんかラッキー(?)。

 

で、来月に胆嚢の摘出手術をやってきます。

外科の手術なので色々と検査を受ける必要があるのと、手術の順番待ちもあり、すぐには出来ないとのこと。

手術の内容は、「腹腔鏡下胆嚢摘出術」といって、お腹に小さな穴を4つぐらいあけて、そこから腹腔鏡というカメラや器具を入れて胆嚢を摘出する、ということみたいです。

合併症がなければ最大でも5日ほどの入院で済むそうです。医療すげえ。

 

周りの人に言うと「手術怖くないの?」って聞かれるんですが、発作の痛みを思い出したら何も怖くありません。

むしろさっさと手術して今すぐ胆嚢取ってほしいぐらい。まじで。

注射の痛みが1だとしたら1000ぐらいの痛みです。痛みで死にます。

 

で、胆石って何で出来ちゃうの?って話なんですが、高脂質なものを食べまくるとできるみたいです。

確かに、心当たりしかないですね、はい。ケンタッキーのフライドチキン大好き!3食食べたい!

 

胆石は日本人だと10人に1人ぐらいの割合で持っているらしいです。無症状の人もいるみたいだけど。

まじで死ぬほどスーパー激痛がハイパー痛くてウルトラ悶絶するので皆さんも食事には気を付けましょう。

 

手術終わったらまた何か書きたいと思います。忘れてなければ。