鍼の治療の仕方には、かなり大きくザックリ2つに分けるとすると、
東洋的アプローチ
西洋的アプローチ
に分けることができます。
東洋的アプローチは、東洋医学に基づいた考え方を基に、気の流れなどを重視した治療の仕方
雑な言い方をすると、科学的根拠の有無は重要視されていません。
西洋的アプローチは、西洋医学に基づいて、筋肉や神経などの仕組みに対してあくまで機械的方面へのアプローチ。科学的根拠もあります
実際の施術には、もちろん両方使います。どちらも素晴らしいアプローチ法ですので
でもどちらかと言うと、私は東洋的アプローチ派です
東洋医学的の考え方が好きなのです
鍼灸の学校の、東洋医学概論という、東洋医学とはなんぞや??の授業の、第一回目の数分でその世界にドハマりしました
その中で、 「脈診」といって手首の脈を、指で触れてその方の
身体の状態、
気の流れの状態、
などなどを把握していくのですが、
面白いことに、
脈診でその方の性格もだいたいわかっちゃうのです
とてーーも温厚な人
せっかちな人
消極的なひと
怒りっぽい人
一見ゆるふわキャラでも実のところはイラちな人
気が弱そうだけど実は芯がしっかり強くて大きい人
その時の体調で脈は変わるのですが、
この 性格の脈 (私が勝手にそう呼んでいるだけですが) は、基本どんな時でも変わらない気がします
長い期間をかけて、考え方や性格が変わった時に、性格の脈は変化します
東洋医学って、奥が深くて本当に面白いです